【レポート 】「山の日に、ひみつの山ばなし」
<農山村振興サークルズ さんばいそ>は、2024年11月1日に誕生。2025年8月に始動しました。自然豊かな農山村である能勢町の魅力がますます増していくように、町内外の“能勢好き”なひとたちと様々なサークルをつくり、サークルを通して一緒に楽しく活動する団体です。
様々なサークルをつくる前に必要なことは、能勢町の様々な魅力と現状を知ることと考えました。
そこで、地元の人のお話を聴かせてもらうことにしました。
農山村である
能勢町の持続的な発展において
忘れがちで大切なことは、
先人たちが
風土を活かし築いてきた
自然環境、景観
文化(行事・祭り・習わし・食・知恵)。
能勢町ならではの
財産です。
この財産の中から、
最初は、山。
「山の日」の8月11日に、
地元で生まれ育ったお二人から
山のお話を聴くことにしました。
登壇者の1人目は、
奥畑 司さん
登壇者の2人目は、
福中 満さん
会場は
クコの森。
告知から開催日まで短期間にもかかわらず、又、お盆前、大雨への不安があるなかにもかかわらず、多くの方が聴きに来て下さいました。
お集まりの人数は、
31名。
町内21名
町外10名
ありがとうございます!
まずは、
奥畑さんから。
お話の中心は、
子どもの頃に山で遊んだこと、
子どもの頃の山の暮らし。
退職後、
山の暮らしへ
戻っていったこと。
山歩きで見つけた
コレクション、
植物や昆虫の死骸、猪の牙等を
見せて下さいもしました。
山の楽しみをお裾分け♪
次に、福中さん。
お話の中心は、
10年程の間、
試行錯誤中という
山仕事について。
特に、栗の栽培。
下記の参加者による
アンケートにもありますが、
栗の育て方には、
驚いた人が多かったようです。
チェーンソー講習会を開催される等、
日々の取り組みがわかる
資料を作って下さっていました。
お二人の話を聴くのは楽しく、
ご本人も楽しんでおられ、
暮らしも楽しんでおられ、
能勢町の魅力を
人からも
お話からも
知ることができる時間でした。
/
動画撮影をしました。
聴きたい人に
どのようなかたちで
お聴きいただくかを只今考え中。
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終了後、
参加者の皆さんへ
アンケートをメールでお願いし、
16名から、ご回答がありました。
(8/22現在)
ありがとうございます!
一部ですが、下記へ。
読んでいただけると
どんなお話だったのかを
知っていただけると思います。
\アンケートご回答/
Q.「山の日に ひみつの山ばなし」には、ご満足いただけましたか?
どのようなことからそう思われましたか?
●非常に満足した
を選択して下さった方
おふた方の生き様、性格が伝わる 能勢のリアルな昔話❣️
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実体験からの話し(地形、歴史、素材、手仕事)や野山資源の使い方を実践することが好きなので
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能勢をテーマにたくさんの方が集われたこと、また町民のかたを中心にムーブメントが起きそうな予感がとても嬉しく思いました。
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若い世代ではなく、その土地に住まわれている年配の方が、これほど新しい考え方を思って行動していると言うことをきけて
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福中さんの、栗とクヌギを育てておられる話は興味深かったです。栗を主木ではなく、クヌギや江戸彼岸桜等の木を主木にして栗を育てると育ち易いというのは今のこの気候であったり、能勢の土地らしい育て方なのかもしれないと、栗栽培をしていこうと思っている者として大きなヒントを頂けたと思います。 また、お二人のお話を聞いて山の健全な姿とはどういうものなのかをイメージ出来ました。今後の栗園や、その先の里山作りに役立てたいと思います。
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おふたりのおはなしから、改めて能勢の魅力を感じ、これからの課題も知ることができましたから。
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お話しされたお二人が、楽しく生き生きと山を愛する日常をお聞かせ下さったので。
Q.本日、印象に残ったお話や、お二人へのご感想等があればご記入をお願いします。
昔は奥山に上がって「あっ!鹿や‼️」って見つけられる程度だっという事、知識としては聞いて知ってはいたが、やっぱりそうなんだと納得できた。
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小学校と山の配置、能勢と街の差で池田にレコードプレイヤーを買いに行く、奥山杉桧の数と草、歌垣山の方は火山灰層、マンガンの採掘、チャートで火切り、
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能勢の約80%は山で、幼少期は家の手伝いから逃れるため、体を温める目的もあって山を遊び場にしていた──そんなお話を、楽しそうに語られていたのが印象に残っています。家の中で水が凍るほどの寒さや、高校からの帰り道に家のあかりがポツンポツンと灯る寂しさにも共感しつつ、今は能勢で自然と共にある暮らしの豊かさを、時間が足りないほど熱心に語られる姿に、私もそうありたいと思いました。とはいえ、私は自然と共にある暮らしの経験があまりなく、皆さんと一緒にいろいろなことを体験させてもらいたいと思います。リスがまつぼっくりをかじったあとのことを「エビフライ」…センスある命名ですね(^^)/
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“守るだけ”ではなく使いながら継承する、地域の暮らしや文化をベースに、新しい関係人口をデザインする! ということなのでしょうかね?
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鹿の影響で、山に柵しなければならないこと
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菜の花が綺麗、綺麗な木などなんども「綺麗」という言葉を聞き、山野の中での美しいものを感じる目をお持ちであると感じました。大事な事だと思います。それにしても先祖代々の山や畑が一町歩にも及ぶという広大さには驚き、またそれを受け継いでいくことの大変さを思います。
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山が生活の場だった。栗ばかりではなく多様性が大事。
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肥後守〜いつも持ち歩き、既製品がそれほどなかったので、あれこれ自分で作っていた。 遊びも自分で考えてた ようなことを 80代後半の両親から聞いたことがあり懐かしかったです。
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お二人とも変わらない人柄でした
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能勢が好きなことがお二人から伝わってきました
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わかりやすくて、とっても楽しかったです。 奥畑さんからは、能勢のかつての村の暮らし。福中さんからは、無農薬で栗を栽培していること、栗と他の木々との相性がある様子などを、おふたりとも少年のようにきらきらと語ってくださるお姿が、能勢の森の魅力と、森への愛を感じました。 いろいろなおはなしを聴きたいと思いました。
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『さんばいそ』も今まで聞いた事がなかったのですが、 ほめく…とか、じゅるい…とか、その他の能勢ならではの言葉にも興味を持ちました。 昔の人は、色々な物に名前をつけはったんですね。 お爺ちゃんが植えた木を孫が切る…お話。 今は、目先の事ばかりで結果を急ぎすぎる世の中で…考えさせられました。 生物多様性の調査から、随分年数が経ち… 今はどうなのかな?と少し気になりました。 年齢を重ねても、好きな事を見つけて日々を楽しんいらっしゃるお2人のお話がきけて、 よかったです。 ありがとうございました。
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昔はシカが珍しい存在だったことに驚いた。 スギ、ヒノキの植樹で山の状況が変わってきたことは、知識としてあったが、実際に体験した人から話しが聞けたのがよかった。 栗と相性の良い木、悪い木があることも興味深い話だった。
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能勢の昔の里山と共に暮らした様子をお聞きできたのも良かったです。
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たくさんの山のお宝や、資料などご準備くださりありがとうございました。お二人それぞれ暮らしを楽しんでらっしゃることが伝わり、私も楽しい気分になりました。
以上、
アンケートご回答の一部でした。
今後も、農山村としての能勢町の魅力と現状を様々な地元の人に語っていただくイベントを開催する予定です。能勢好きな皆様、お時間が合いましたら、聴きに来ていただけると嬉しく思います。
奥畑さん、福中さん、会場を提供して下さったクコの森のシノさん。そして、ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました。
\ま・ろんスタンプ/
メンバーのまりこが作った消しゴムハンコ「ま・ろん」を1つ押したスタンプカードを参加者の皆様へお配りしました。これからのイベント参加ごとに1つ押します。8個のま・ろんが揃ったら! どうぞお楽しみに♪
\ロゴ投票に感謝/
イベント当日、<農山村振興サークルズ さんばいそ>のサイト(HOME)にあるTOP画像に添えるロゴを選ぶ投票をおこないました。結果は、拮抗しましたが、<昔ながらの趣を大切にした、落ち着きのあるデザイン。伝統や歴史を感じさせる佇まいで、地域の文化への敬意を表しています>のほうに決まりました。投票下さった皆様、ありがとうございました。
\カンパに感謝/
イベント当日は、今後の活動のためのカンパを募りました。いただいた金額は、8220円。大変助かります。ご協力下さった皆様、ありがとうございました。感謝申し上げます。
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さらに
感謝
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「農山村振興サークルズ さんばいそ」は、「自然派でんき」でおなじみ株式会社能勢・豊能まちづくりの2024年度応援先団体に採択され、ご寄付を頂戴しました。イベント開催時等において、ご寄付を活用させていただきます。
詳しくは、株式会社能勢・豊能のまちづくりの公式サイトをご覧ください。
なお、2025年度は採択されず。残念!
撮影担当
サブメンバー
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ご不明な点、励ましのお言葉もございましたら、こちらのメールアドレスへお願いします。
sanbaiso.nose@gmail.com