成功本の共通項
これまで、いくつか「成功本」と言われる本を読んできました。
それらの「成功本」は、どの本にも書いてあるような「共通項」が結構あります。
その「共通項」をストーリー調に、非常に面白くまとめた本に『夢をかなえるゾウ』シリーズがあります。
全て読みましたが、あれは「成功本にあるなあ」と思われるものをうまくまとめていて、とにかく面白かったです。
今回の書籍は、『夢をかなえるゾウ』とは違うまとめ方ですが、やはり「成功本」の「共通項」を、夢が実際に叶うまでを脳科学や心理学的ななぞ解きを加えながら、非常にコンパクトに書かれたものでした。
--- (抜粋は、ちょっと長いですがメモとして。。) ---
○ 『未来脚本』夢野さくら
“ ~ 「未来脚本」を書けば、自分の人生を理想通りに創ることができる
~ (「未来脚本」の書き方)
① これといって何もない、今の普通の1日の行動を詳しく書き出し、整理する。
② 「3年後の理想の1日」をイメージしながら、こんなふうになったらいいな、と思うエピソードを書き出す。
③ ①で書き出した内容を見ながら、「3年後の理想の1日」でも「やっていたいこと」をチェックする。
それが終わったら、今度は「やっていたくないこと」をチェック。
「やっていたくないこと」は、どのように変えていきたいかも書く。
④ ③で修正した情報と、②で書き出したエピソードを合体させ、「未来脚本」を作る
~ RAS(ラス)~ どれを認識して、どれを認識しないのかを振り分けているフィルターのこと
~ どうしてもかなえたい夢とか、目標とかの強い思いがあると、RASの基準は変わりやすい
~ 願い続けていると直感が湧く
~ RASの基準とは、「いつも考えていること」であり、人それぞれ違う。
この基準を変えない限り、現状維持は続いていく。
RASの基準を変えるためには、「いつも考えていること」を変えればいい。
~ 「あり方」が変われば、RASの基準が変わる
RASの基準が変われば、無意識の選択も変わる
無意識の選択が変わる=人生が変わる!
~ もしあなたの中で、「月収100万円の自分が真実の自分」だと感じ始めたら、徐々に月収20万円のゲシュタルト(物事の全体性、あり方)は崩壊し始め、月収が100万円になるよう、あなたは無意識のうちに「現実」を動かしていく。
~ どん底まで落ちないと変われない人間もいる。
~ 『未来脚本』は、理想のあり方を創り、その「あり方」をリアルに感じさせることができるもの・・・。
~ ゲシュタルトの崩壊、いわばあり方を変えるためには、認知的不協和(同時に2つの真逆の考えを持つこと)を起こさせるといい。
~ 私の未来を邪魔する人の正体 ~ ドリームキラー ~ 好転反応の一種 ~ 潜在意識のデトックス
~ 「いつも」続いていく願いをかなえるには、「やり方」ではダメなんだってこと。
「やり方」ではなく、理想の「あり方」に自分を変えていくことが、できるかどうかです! ”
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「成功本」の類も、あれもこれもと読みたくなるのですが、この1冊で十分できることがあるなあと思いました。
この本にも書かれていますが、「実際に選択して、行動する」ことから始まるという事で、私も進めていこうと思います。