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つねに多くのことを学びつつ年をとる―勝又泰洋の学問日記―

出身研究室の予餞会

2019.02.15 14:20

今日は、出身研究室の予餞会に参加してきた。籍がはずれて(学生でなくなって)もう数年が経つが、この会にだけは毎年必ず顔を出すようにしている。予餞会は、文字通りの意味では「予め餞別をおくる会」であるが、僕にとっては、「同窓会」のようなもので、先輩方、そして後輩たちと楽しく交流をさせてもらうのが目的だ。学生時代、非常にお世話になった分(そしてご迷惑をおかけした分)、「帰ってきました、ただいま」という気持ちでいつも参加させてもらっている。

 気障な言い方をすれば、いまは「独立」をして、「フリーランス」で教師をやっているわけだが、これは常に孤独であることも意味する。研究室に所属していた頃は、情報のやりとり(学問にかんすることでも、そうでないことでも)がいつでもできたが、ここから離れてしまった今はそれがなかなか難しい。その意味で、年に一度の予餞会は、僕にとって貴重な情報交換の場であり、もっといえば、「根無し草」人間としての不安を取り除くための場でもある。そういうわけで、会の終了後は、いつも心が晴れやかになる。

 関係者の皆さま、今日はどうもありがとうございました。また明日から頑張ります。そして一年後の予餞会で、ふたたび元気な姿をお見せできればと思います。