『終活リノベーション』について
現在、老後に向けて自宅のリノベを計画しています。
新築で現居のマンションに住み始めて24年経ちました。ここ数年であちこち壊れたり、不具合が散見されるようになってきました。マンション内の掲示板には、リフォームや引越(住み替え?)のお知らせが頻繁に貼られるようになり、ここに長く住み続けたいならそろそろ改修時なのかなと感じるようになりました。
マンション同様、住人も歳を重ねていますから、10年後、20年後を考えれば、なるべく早く準備するのがいいですよね。
大きな工事ともなれば、仮住まいや荷物の整理や大掃除を伴いますし、決めることもほんとにたくさんあります! 頭も身体もいっぱいいっぱいです!
老後に向けてのリフォームと聞くと、バリアフリーや、ヒートショック防止、手摺の設置などを思い浮かべる方が多いと思います。それはその通りなのですが、それだけやっておけばずっと住み続けられるのでしょうか。
私は今月、たまたま見つけた『終活リノベーション』アドバイザーを養成する講座を受講しました。あまり聞かない言葉かもしれません。病院や老人施設ではなく、「自宅」を終の住処にするための方法を学ぶ講座です。
私の父は施設で転倒して亡くなりましたし、祖母は6年余り入院して病院で亡くなりました。最後の数年は意識もなく、食事も排泄もできないいわゆる寝たきりの最期でした。
臨終の瞬間を自宅で迎えるのは難しいかもしれません。でも、なるべく長く自宅で自立できるよう頑張っていきたいと思っています。
そのために、自宅をどう改修しようか本気で考えました。そして私なりに、以下の4点にまとめてみました。
①まずは、先に述べたように、安全に直結する、バリアフリーや手摺設置などの転倒防止、ヒートショック防止のための改修。
父が自宅で倒れた時、介護リフォームで慌てて手摺を設置しましたが、手続きに時間がかかりましたし、意匠性とは程遠いものでした。手摺があれば若くても掴まります!気に入ったものをあらかじめ設置しておくのもいいと思います。
②次に、亡くなるまで続く日常生活、家事をラクにするための改修。
モノを減らし、家事導線や家事そのものをシンプルにする。そして、高所の換気扇やエアコン、家内事故が多い浴室、浴槽などは、掃除がラクな設備機器を導入する。便利家電など高齢になると使いこなせなくなることもあるので、早いうちから慣れておくのがおすすめ。
③そして、自宅時間が楽しくなるような改修。
これが一番大切だと考えます。『終活リノベーション』講座の中でも、介護リフォームとの違いは、わくわく感があることだと習いました。歳を重ねるごとに長くなっていくだろう家時間を楽しむためのインテリアや、趣味のスペースを作ったり、ゆっくり質のいい睡眠をとるための寝室を整えたりできればいいですよね。
④さらにできれば、自分亡き後を考えて、住宅履歴情報(増改築の記録等)を次の住まい手に渡せるように管理しておくことも大事です。売却を考えているなら、間取りやデザインなどフレキシブルで偏り過ぎないほうがよさそうです。
私がリノベを本気で考えるようになったのは、一昨年の秋にトイレが壊れたことに始まります。その時は慌ててとりあえず便器交換だけしたんです。本当にバタバタしました!
あれからもうすぐ2年。時間かかり過ぎですよね(笑)
60代を迎えた私たち夫婦の理想の住処を実現できるよう、リノベ箇所、導入設備、デザイン、資金など、じっくり考えて進めていきたいと思っています。
長くなりました。
お読みいただきありがとうございました。