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和式便器

2019.02.17 12:40

和式便器。

日本が生み出した負の遺産だ。

「しゃがんだ姿勢が排便時の肛門への負担を減らす」なんて噂がまことしやかに流れているが、そんなものは後からついてきた理由だろう。

どう考えても人間工学的に劣っている。

洋式便器の方が明らかに効率的で、当然の事ながら、楽だ。

一説によると排便中に暗殺された武将もいるとか。

私の想像だが、和式での排便姿勢であるが故に対応が遅れてしまったのだろう。

「エッ!アッ、アッ」等と言っているうちにズブリとイかれたに違いない。あの姿勢から即座に戦闘態勢に入る事は難しいのではないだろうか。

だが、洋式ならスムーズに戦闘態勢に入ることが可能だった筈だ。

ところで、和式便器の前の覆うような部分は「金隠し」と言うらしい。金とは勿論睾丸の事だ。

うんこまでしてるのに何を隠すことがあるのだろう?

そんな何のメリットも無い和式便器が何故普及してしまったのか?


TIPS!Dr.ウンチの豆知識!
「上杉謙信はうんこ中に暗殺された説とうんこ中にキバりすぎて脳卒中で亡くなった説があるぞい。後者の方が有力じゃが、それだと記事が書けないので今回は前者の説を推していくぞい。」

いきなりだが、発想を逆転させてみたいと思う。


「何故洋式便器が普及しなかったのか?」


所謂うんこ座りよりも椅子に座った形の方が姿勢として自然である。

自分なりに考察してみた結果、ある一つの事実に気付いた。

それは「時代劇等で椅子に座っている場面が少ない」という事だ。

頭の中にある時代劇のワンシーンを思い出してみてほしい。皆正座ないしあぐらをかいているのではないだろうか?

疑問に思って調べてみると、どうやら当時の日本では椅子自体がそこまで普及していなかったらしい。

なるほど。それならば確かに洋式(当時は洋式便器という概念自体がなかっただろうが)にするという発想も無いはずだ。


TIPS!Dr.ウンチの豆知識!
「江戸時代の飛脚はふくらはぎが非常に発達していたと言われているぞい。また、飛脚だけでなく江戸の人々も現代人と比べるとふくらはぎは発達していたと言われているぞい。うんこ座りが無関係とは言えないかもしれんのう。」

とはいえ、気付けよという話である。

絶対普通に椅子に座(ざ)した方が楽だ。

噂では戦後復興の過程でやっと洋式便器が普及したと聞く。

それまでずっと「江戸っ子はこうするんでい」「粋だねえ」という理由でうんこ座りをしていたと思うとこれはもうイエローモンキーと揶揄されても仕方の無い話だ。

もはや洋式以外では便を足せないという若者もいるらしい。

かくいう私も洋式の方が好ましいタイプで、入った公衆トイレが洋式でなかったら一旦見送って別の公衆トイレを探す程だ。現代に於いてはこういう人も少なくないかもしれない。

今現在、外国人観光客は増加の一途を辿っている。

ガラケーを代表するように日本のガラパゴス化も著しい。

もうそろそろ根絶するべきではないか?

そう思って今回は筆を執った次第だ。


TIPS!Dr.ウンチの豆知識!
「公衆トイレで和式便器がよく起用されているのは長時間の占有を防止するためにあるらしいぞい。また、洋式便器の場合不特定多数の人間と臀部を間接的に触れ合わせるという事を敬遠する人が多いからという理由もあるらしいぞい。臀部とはいえワシにはそこまで汚いとは思えんがのう。」

出典元:日本の便所-Wikipedia