竹下がカリスマを降して王座返り咲き!選手権の地方開催と他団体への門出開放を宣言!
2月17日 DDT「Judgement2019~DDT旗揚げ22周年記念大会~」両国国技館 4177人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第7試合 KO-Dタッグ選手権3WAYマッチ 60分1本勝負>
【第65代王者組】MAO マイク・ベイリー(18分6秒 片エビ固め)【挑戦者組】坂口征夫 ×高梨将弘
※キャノンボール450° もう1チームは【挑戦者組】CIMA 吉岡世起
☆MAO&ベイリーは3度目の防衛に成功。
<第8試合 総研ホールディングス presents DDT EXTREME級選手権試合~「お互いのプライドがルール」ルール 60分1本勝負>
【挑戦者】○HARASHIMA(11分11秒 体固め)【第43代王者】×青木真也
※蒼魔刀
☆青木が2度目の防衛に失敗 HARASHIMAが第44代王者となる
<第9試合 ドラマティックドリームマッチ 30分1本勝負>
○丸藤正道(18分8秒 体固め)×遠藤哲哉
※ポールシフト式エメラルドフロウジョン
<第10試合 RAGE presents KO-D無差別級選手権試合>
【挑戦者=D王 GRAND PRIX 2019優勝者】○竹下幸之介(32分8秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)【第68代王者】×佐々木大輔
☆佐々木が2度目の防衛に失敗、竹下が第69代王者となる。
DDT今年初の両国大会が開催され、メインではカリスマ(佐々木)の保持するKO-D王座にD王GPを制した竹下が挑戦。過去の戦績は竹下の1勝で、2016年5月に竹下が初めてKO-D王座を奪取した相手がカリスマだったが、この頃のカリスマはDAMNATIONを結成していなかった。しかしDAMNATIONを結成してヒールとなり、再び王者となった竹下に立ちはだかったが、前哨戦では竹下がクリーンな試合を望んだように、カリスマもクリーンに徹するも、6日の新木場では我慢しきれなくなったカリスマがヒールファイトをやったことで、竹下は期待を裏切られていた。
試合前にベルトが返還されようとしたが、返還しなかったカリスマが竹下をベルトで一撃して試合開始となり、場外戦ではAmeba TVの放送席で乱闘となるが、竹下はビックブーツからリングに戻し、カリスマはサミングも、竹下はリーブロックからゼロ戦キック、リストロックからボディースラムで軌道修正を図る。
しかしだがカリスマは突進する竹下を低空ドロップキックで迎撃、場外に出た竹下に鉄柱攻撃、足を鉄柱に固定しての膝攻め、イスで膝に一撃を加えるなど足攻めでリードを奪い、リングに戻っても、カリスマはロープを跨いで戻る竹下に低空ドロップキックからレッグロック、グランドドラゴンスクリュー、ローキック、エプロンに出てロープ越しのドラゴンスクリュー、膝十字固め、竹下が立ち上がったところでアキレス腱固めから裏四の字固めと執拗な足攻めを繰り広げる。
カリスマは剥き出しコーナーにニークラッシャーからセカンドコーナーからのフィストドロップは竹下が剣山で迎撃し、フライングラリアットを発射も膝の痛みで追撃できず、カリスマはヘッドシザースで場外へ追いやり、トペはを発射するが、キャッチした竹下はエプロンの角めがけてブレーンバスターと荒技を敢行する。
リングに戻ると竹下はミサイルキック、ワンハンドバックブリーカーから腰に膝を当ててのフェースロックと腰攻めで流れを変えたかに見えたが、、カリスマは手に噛みついて脱出、竹下はバックドロップから逆エビ狙いはカリスマが蹴って逃れるも、竹下はバックドロップ、コーナーへ昇ってダイビングクロスボディーアタックを発射するが、カリスマが松井レフェリーも巻き込んでしまう。
カ リスマは急所蹴りからイスでフルスイングを狙うが、竹下がイスを奪うも、信念を曲げないために捨てる、だが甘いと言わんばかりにカリスマは急所打ちからイスでフルスイング、本部席に竹下を連行してイスに座らせると、カリスマはコーナーからエルボーアタックを発射する。
カリスマはリング下にテーブルをセットし、テーブル貫通NOW OR NEVERを狙うが竹下がリングに戻してブルーサンダー、だがビックブーツがかわされるとエプロンに出た竹下に、カリスマがスピアー、リング下のテーブルに転落して貫通する。
カリスマはトラースキックからジャーマンスープレックスホールドも竹下はキックアウト、カリスマのエルボー、ビンタは竹下は受けきって前進し、突進するカリスマにユルゲンラリアットを炸裂させるが、エルボースタンプで攻める竹下にタンマも、竹下は容赦ないエルボーを浴びせ、再びタンマするカリスマの両指を踏みつけてからニーからラストショットを決める。
竹下はジャーマンで投げるが、カリスマが不時着も膝を痛めてタンマ、しかし間が空いた隙を突いたチンクラッシャーから剥き出しコーナーにぶつけ、ペティグリーからダイビングエルボードロップ、クロスフェースロックで捕獲するも、切り返した竹下が掟破りのクロスフェース、だが丸め込んだカリスマは佐々木式ウラカンラナ狙いは竹下が堪えると、カリスマはカナディアンデストロイで突き刺す。
カリスマはバックドロップホールドからラ・ミスティカは堪えた竹下がリバースブレーンバスターからラリアットを炸裂させ、竹下はジャーマン狙いを、カリスマがサムソンクラッチを狙うが、竹下が人でなしドライバーから開脚式フェースクラッシャーで叩きつける。
竹下はジャーマンからファブルを狙うが。カリスマがかわしてクロスフェースで捕獲。竹下が持ち上げるもカリスマは十字固めで切り返し、ミスティカ式クロスフェースからクロスオーバーフェースロックで捕獲、だが竹下は膝蹴りで逃れる。
エルボー合戦では竹下が競り勝ったが、ニーをカリスマがかわすとレフェリーと交錯させ、またイスを持ち出し、サブで入った木曽レフェリーも排除てしまうが、竹下はビックブーツ、アントン譲りのジャブの連打からバイオニックエルボー、大回転ジャーマンで投げ、コーナーに座り込んだカリスマにイスをセットしてフロムトゥコーナーを発射する。
竹下はコーナーからのダイブも、かわしたカリスマが佐々木式ウラカンラナで切り返し、カリスマはコーナーに叩きつけて串刺しドロップキックから、雪崩式ペティグリー狙いは竹下が担いでエル・ジェネリコ譲りのBrainbustaaaaahhhhh!!!!!で突き刺し、最後はファブルからクロスアームスープレックスで3カウントを王座奪取した。
試合後には竹下王座の権威を高めるために地方でも選手権を開催し、他団体に門出を開くことを宣言してALL OUTのメンバーと共に締めくくった。
内容は竹下の大苦戦、カリスマのプロレスの幅の広さになかなかペースがつかめなかったが、最後は竹下自身が甘さを捨てて非情に徹した。試合後には竹下は地方でのKO-D選手権の開催と、他団体の選手とも防衛することを示唆したが、DDT両国も前夜のマッスルとほぼ観客動員が変わらなかったところを見ると、もっともっとDDTを広めなければという意志の現れから出た発言なのかもしれない。他団体の選手を迎え撃つことは団体だけでなく竹下にとってもリスクが大きいが、入江茂弘に敗れて王座を失ってからの1年は竹下にとってもいろんなことを経験しその分大きくなった。他団体の挑戦者の候補は当然ながら昨年11月の両国で敗れたCIMAも候補に入るだろう、竹下の新しい防衛ロードに期待したい。
セミの遠藤vs丸藤は、丸藤が起き上がり小法師式逆水平、ステップキックで先手を奪い、遠藤の串刺しも迎撃してセカンドコーナーへ昇るが、遠藤が引きずりおろし、丸藤は首を痛打する。
遠藤が丸藤をエプロンに連行すると、断崖式トーチャーラックボムをを狙うが、逃れた丸藤が虎王からエプロン上でのパイルドライバーで突き刺し、本当は怖くてエゲつない丸藤の片鱗が出始める。
リングに戻ると丸藤は遠藤の首筋にエルボースタンプ、ショルダースルー狙いは遠藤が回転エビ固めで丸め込むも、丸藤はフェイスカット、ネックツイスト、遠藤はエルボーに対して鞭のしなるような逆水平と浴びせる。
丸藤はバックドロップも遠藤が着地、丸藤のブレーンバスター狙いを投げ返し、エルボーアタック、ダブルスレッジハンマー、ネックブリーカーと反撃し、ロープ越しの回転エビ固めからゆりかもめで捕獲する。
遠藤はトーチャラックボムを狙うが、逃れた丸藤は側転からのドロップキック、コーナーに押し込んで逆水平、串刺しバックハンドエルボー、ジャストパッチ、トラースキックからの不知火は遠藤が阻止、フランケンシュタイナーを決め、遠藤がドロップキックで丸藤を場外へ追いやってから、サスケスペシャル式トルニージョを発射する。
遠藤はリングに戻ってスワンダイブフォアアームからトーチャラック式牛殺し、コーナーへ昇るが、丸藤はジャストパッチや頭突きで阻止して不知火改を狙うも、落とした遠藤がダイブも丸藤がドロップキックで迎撃する。
遠藤の串刺し狙いは、丸藤がトラースキックイリュージョンで迎撃すると、フロントキックも遠藤はハンドスプリングオーバーヘッドキックからトーチャーラックボムを決めるも、カウント2でキックアウトした丸藤が膝蹴りから不知火狙いは遠藤がコーナーにセット、オーバーヘッドキックからテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsを決める。
遠藤はシューティングスタープレスを投下も丸藤がかわし、串刺し狙いをかわして串刺し虎王も、両者ダウン、起き上がったところで遠藤のエルボー、丸藤の逆水平のラリーから、丸藤がしかし丸藤が見えない角度からのトラースキック、虎王、シザースキック、見えない角度からのトラースキック、コブラクラッチ式後頭部虎王と一気に畳みかけ、最後はポールシフト式エメラルドフロウジョンで3カウント奪い勝利、遠藤は敗れたがポールシフトまで出させたことで大健闘だった。
第8試合のDDT EXTREM選手権は、青木が下からアキレス腱固めを仕掛け、HARASHIMAは逃れるも、青木がタックルからグラウンドへ、十字固めで何度もカバーも、青木はニーロックに対しHARASHIMAは腕十字で切り返し、HARASHIMAはマウントも青木が下からアキレス腱固め決めれば、HARASHIMAはレッグロックも、青木は足四の字から青木は膝十字を決める。
HARASHIMAはバックを奪いスリーパー狙いも、青木はレッグロック、HARASHIMAはグラウンドコブラへ移行するが、抜けた青木はレッグスプレットから腕十字を狙う。
スタンディングでフィンガーロックの攻防となり、HARASHIMAが押すが青木は下から三角絞めを狙うとHARASHIMAは逃れ、青木が猪木アリ状態となって、上に乗るHARASHIMAを青木がボディーシザースで捕らえるが、両足を掴んだHARASHIMAはジャイアントスイングで回転する。
HARASHIMAはエプロンに出してロープ越しのニーは自爆すると、青木はエプロンからプランチャを発射、リングに戻るとコーナーに昇った青木は腕十字へで捕らえ、HARASHIMAは慌ててロープへ、青木はミドルキックの連打からキック合戦となり、ハイキックの相打ちから、HARASHIMAが水面蹴りからスライディングでの延髄斬りを浴びせ、蒼魔刀を狙うが、かわされると青木がバックドロップから胴締めスリーパーで捕獲、逃れたHARASHIMAは腕十字も青木はフロントネックロックで捕らえるが、持ち上げたHARASHIMAはファルコンアローも、カバーは青木が腕十字で捕らえる。
青木はバックドロップを狙うが、HARASHIMAがパイルドライバーで突き刺すと、すかさず蒼魔刀で3カウントを奪い王座奪還に成功する。
試合後にはササダンゴが登場して挑戦を表明するが、今林久弥APが実績不足として却下すると、ササダンゴはマスクを取ってマッスル坂井として挑戦を表明する。
それでも今林APは猛反対するが、甲田哲也GM代行が今林APにビンタして決定してしまい、3月21日、後楽園での選手権が決定となった。
KO-Dタッグ選手権3WAY戦は、MAOがSTRONG HEARTSに捕まり窮地に立たされるが、ベイリーとのダブルハイキックからみちのくトルネードドライバーでCIMAを排除すると、MAOにタカタニックを狙う高梨にベイリーがハイキックから、アルティマウェポン、MAOのキャノンボール450°で3カウントを奪い王座を防衛も、バックステージではCIMAが山村武寛を投入することを予告した。
(アンダーマッチ~第6試合まではこちら)