岩本がTAJIRIに粘り勝ち!王者として3年連続で優勝決定戦へ進出!
2月17日 全日本プロレス「2019 EXCITE SERIES~2019 Jr. BATTLE OF GLORY~」博多スターレーン 585人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
大森隆男 ○ブラックめんそーれ 青柳亮生(13分21秒 変形キャメルクラッチ)ジェイク・リー ×大森北斗 田村男児
<第2試合 2019 Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦 20分1本勝負>
【2勝3敗=2点】○岡田佑介(10分34秒 体固め)【1勝4敗=2点】×フランシスコ・アキラ
※サトンデス
<第3試合 30分1本勝負>
秋山準 ○ゼウス
新泉浩司(11分23秒 体固め)ディラン・ジェイムス
ギアニー・ヴァレッタ ×KING
※チョークスラム
<第4試合 2019 Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦 20分1本勝負>
【1勝3敗1分=3点】△丸山敦(20分時間切れ引き分け)【3勝1敗1分=7点】△鈴木鼓太郎
<第5試合 2019 Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦 20分1本勝負>
【3勝1敗=8点】○岩本煌史(16分11秒 エビ固め)【3勝2敗=6点】×TAJIRI
<第6試合 さよなら博多スターレーン 全日本プロレス博多スターレーンファイナル 三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 60分1本勝負>
○宮原健斗 野村直矢 青柳優馬 ヨシタツ(26分16秒 ジャーマンスープレックスホールド)諏訪魔 石川修司 青木篤志 ×佐藤光留
終盤を迎えた「2019 Jr. BATTLE OF GLORY」博多大会ではAブロック公式戦が行われた。ここまでの経過を振り返ると
(画像はプロレス格闘技DXより)
Aブロックは岩本、TAJIRI、鼓太郎の3選手に絞られ、博多大会では鼓太郎が丸山、岩本はTAJIRIと直接対決となった。
セミでは鼓太郎が丸山と対戦、鼓太郎はボディーへの一点集中攻撃で丸山のスタミナを奪いにかかるが、鼓太郎のブレーンバスターを丸山が不時着し延髄斬りを浴びせ、串刺しハイキックからトラースキックも、ブレーンバスター狙いは鼓太郎がブレーンバスター式の山折りで再びボディーを攻める。
鼓太郎はアクシズからエクスガリバー、しかしブルーディスティニーは丸山が不時着し、ピットを狙う鼓太郎にスライディングキックを放ち、場外に逃れたところで鼓太郎に丸山が鉄柵攻撃から、トップコーナーからトペコンを命中させる。
リングに戻ると丸山は三沢式フェースロック、バックドロップは鼓太郎が膝で逃れて風車式ストマックブロックを決めると、串刺しニーから地獄の断頭台、ファンネルからエンドレスワルツは丸山が逃れるも、鼓太郎はキチンシンク、ブルーディスティニーと見せかけてのストマックブロックで突き刺す。
鼓太郎は突進も丸山はトラースキックで迎撃し、鼓太郎のローリングエルボーをハイキックで迎撃すると、バスソーキックを炸裂させるが、鼓太郎はカウント2でキックアウト、丸山はジャーマンを連発してからバスソーキックを浴びせ、タイガーススープレックスホールドを決めるが、これも鼓太郎はカウント2でキックアウトする。
丸山はもう一度タイガーススープレックスを狙うが、逃れた鼓太郎はボディーエルボーを一閃しブルーディスティニーを決め、低空でのランニングエルボー狙いは、丸山がミドルキックで迎撃する。
エルボー合戦は鼓太郎が優勢となり、低空でのランニングエルボーから三沢魂タイガードライバー狙いは丸山が堪え、鼓太郎が強引に丸め込んでからエンドレスワルツ、キックアウトした丸山は四の字ジャックナイフ式エビ固めで丸め込む。
丸山はドラゴンスクリューも鼓太郎は首固めで丸め込み、三沢魂ローリングエルボーからストマックブロック、三沢魂ローリングエルボーからタイガードライバー狙うが、タイムアップとなって引き分けとなって7点どまり、優勝決定戦進出は岩本vsTAJIRIの結果待ちとなるが、丸山の粘りにしてやられてしまった。
岩本vsTAJIRIの"ひと夏の陽炎"対決は開始から5分間はじっくりしたグラウンドの攻防を繰り広げると、5分が経過し両者がハイタッチから一気に試合が動き、岩本がショルダーから仕掛けると、TAJIRIがエプロンへ追いやりハンドスプリングキック、だが岩本もエプロンのTAJIRIにエルボーを放つが、TAJIRIはロープ越しでスリーパーで捕獲、岩本が突進もレッグシザースでセカンドロープに直撃させるとロープを使った首攻め、岩本のエルボーに対してジャブからスリーパーで捕獲する。
岩本が逃れるとニーアッパー。TAJIRIは場外に逃れ、岩本がスライディングキック狙いは、リングカバーで盾にしたTAJIRIがエプロンでフロントスリーパーで捕獲、首筋にエルボー、エプロンに何度も岩本の顔面を叩きつけてから踏みつけ、スリーパーで捕獲するなど、首攻めを折り混ぜつつ岩もとのスタミナを奪う。
TAJIRIは胴絞めスリーパーへ移行し岩本はロープへ逃れる、エルボー合戦からTAJIRIがエルボーバット、だがTAJIRIの突進は岩本が崩れながらも一本背負いで投げるが、スタミナのロスで足に来ているため追撃できない。
TAJIRIは袈裟斬りから突進は岩本がエルボーの連打、TAJIRIのスリーパー狙いをバックドロップで投げるが、ブレーンバスター狙いはTAJIRIがネックブリーカーで切り返すも、ハンドスプリングは岩本がかわして大外刈りを決め、両者ダウンとなる
岩本はエルボーとTAJIRIは袈裟斬りの打ち合い、岩本が連打を浴びせてドラゴンスープレックスは崩れてTAJIRIが丸め込み、突進する岩本をスリーパーで捕獲し一気に絞めあげ、パイルドライバーで突き刺す。
TAJIRIはバックを奪うも岩本のエビ固めはTAJIRIがキックアウトしたところでレフェリーと岩本が交錯、岩本の孤高の芸術を決めるが、同時に毒霧を噴射、TAJIRIは毒霧まみれの岩本を首固めからバスソーキックを浴びせ、カバーも岩本が切り返して押さえ込む。
TAJIRIは再度スリーパーで捕獲するが、岩本がコーナーを蹴って押し潰すと強引に丸め込んで3カウントを奪い、3年連続で優勝決定戦進出を決めた。
試合後はTAJIRIが毒霧まみれの岩本も顔をタオルで拭き、握手からハグと健闘を称えあい、TAJIRIも潔く敗戦を認めた。
TAJIRIの執拗なスリーパーに岩本が苦しんだが、最後の最後で岩本が粘り勝った、さすがの策士TAJIRIも岩本の粘りは想定外だったと思う。
これで岩本は3年連続で優勝決定戦に進出。これまでとは違い王者として優勝決定戦に臨むことになった。果たしてBブロックは誰が勝ち上がるのか?
第2試合の岡田vsアキラは、アキラの雪崩式ブレーンバスター狙いを、岡田が頭突きで落とすと、てダイビングショルダーを命中させ、ダイビングヘッドバットからサトンデスで3カウントを奪い勝利となった。