vocalconsort initium 3rd concert 終演！

いつもお世話になっている合唱指揮者、谷郁さんと柳嶋耕太さんのお二人が主宰する合唱団「vocalconsort initium」の３回目のコンサートが、先日終演しました！

毎回プログラムが凝っているこちらの団体の演奏会ですが、今回は女性作曲家が作曲した曲のアラカルト演奏会でした。

前半は日本人の作品を中心としたプログラムで、新作の委嘱もありました。

これがまた難易度が高い高い…

これだけ人数のいる合唱団ですが、１人１パートで歌う作品もあり(24声)、リハーサルもとても大変でした。

でも、いわゆる機能和声を使っていない作品に多く触れて(しかもその中でも聴きやすい作品が多かったと思う)、カデンツばかりが音楽じゃないと思えました。

はっきりとしたカデンツが感じられない作品って、割とつまらなく感じることが多いのですが、今回の作品はみんな好きでした。

自分の中で、今までつまらなく感じていたような作品も新しく面白く聴こえるようになるかも！とワクワクしています。

後半は、シューマンの妻・クララやメンデルスゾーンの姉・ファニー、マーラーの妻・アルマの作品など、ロマン派の中でもなかなか演奏機会の多くない作品(僕があまり聴いたことないだけかもしれないけど)を演奏しました。

先程はああ書きましたが、やはり機能和声の安心感にホッとしました。笑

ドイツ語の作品は、谷さんも柳嶋さんも言葉に対する感覚が繊細でとても勉強になります。

まだまだお二人の求める音色や歌い回しなど、深めていける所はたくさんあると思いますが、とても刺激的な時間でした。

initiumの次のステージは東京国際合唱コンクールです。

どういうプログラムになるかわかりませんが、より良い演奏を出来るように頑張ります。

指揮・主宰のお二人のアツい気持ちに応えられるように、僕も１人の歌手としてどんどん腕を上げていきたいと心から思います。

initiumには僕が主宰する八重桜のメンバーが
４人も！
八重桜のコンサートは4/8(月)です。
こちらも頑張ります。

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おまけ

initiumは一部で飲みサーとして有名(？)なのですが、今回も朝までコースで楽しんだようです。

僕は翌日予定があったので一次会で失礼しようとしたのですが、ソプラノの某鏑木綾さんに走って追いかけられ、二次会も冒頭だけ参加しました。

本当に帰れないと思い、焦りましたが、大人になってもこうやって羽目を外せる場所って幸せだなあと思ったのでした。

また飲みましょう！

カオスな二次会の様子