ハイボールの由来は実はイギリス?
2019.02.17 20:24
日本にいた時、たぶんワインの次くらいによくハイボールは飲んでたんですけど、イギリスに来てさらにウィスキーが好きになりました。スモーキーなスコッチが大好きです。(やっぱりワインの方が飲んでるけど。)
ところでハイボールって、変な名前じゃないですか。変だから、和製英語なんだろうなって思ってたんですけど、どうやら語源はイギリスにあるらしいです。
グリニッジ天文台があるロンドンは、大航海時代から正確に時を刻む役割を果たしていて、その天文台のテッペンについている赤いボールが上下することで時を知らせていました。
同じ原理で、鉄道でもボールで時を知らせる仕組みがあったころ、当時は鉄道本数が1日2本程度で、車掌さんたちはヒマでした。ヒマなので、酒を飲んでいた。(これはどうなんだろうか笑)
ただしあまり強い酒を飲むわけにはいかないので、飲んでいたのはスコッチをソーダ水で割ったもの。チビチビ飲んでいる間、次の鉄道の時間を気にしないといけず、それを知らせるのがボール。上に上がっていくと、そろそろ乗る準備をしないと…!
と、ボールが高いところに動くか(ハイボール)か気にしながら飲んでいたウィスキーのソーダ割り、それが由来でハイボール、となったそうです。
どうやら他の説もあるみたいだけど、個人的にはこれが一番面白いなぁと思いました。アメリカのウィスキーの試験では、この説が問題になったこともあるらしいですよ。
Brexitで値段が上がったらいやだから、そろそろフランスとかスペイン、イタリア、ポルトガルあたりのワインを買いだめしとこうかなぁ、と考えている酒飲みのわたしです。