事業計画(15)創業計画書
こんにちは。わこうです。
今回は創業計画書についてです。
開業時の借り入れについては意見が分かれるところですが、自分は事業を早期に軌道に乗せるために支援を受けたいと思って検討しています。
また、創業計画書を作る前提で事業計画を練ることで、事前に検討しておかなければいけないことや、想定しておかなければいけないことなどを考えるきっかけにもなりました。当然、実際に事業がスタートすれば計画通りに進まないことだらけだと思いますが、少しでも頭の片隅に検討したことが残っていれば、問題発生時の初動対応も違ってくるかなと思っています。
1創業の動機
事業計画書で事業の概要や理念を検討した時の初期衝動をまとめてみました。思ったより書ける量が少なかったので、シンプルな構成にしました。もっと削ぎ落としても良いかなと思う部分もありましたが、想いばかりで抽象的なのもどうかなとも思ったので適度に具体的な情報も盛り込みました。
2経営者の略歴等
職歴は多すぎて書ききれないので本紙には直近で書ける部分だけ書きました。全職歴は参考として別紙を用意します。活かせる経験やスキルについてはサービスに関連する部分を中心に記載して、専門分野がわかるような印象を与えられればと思っています。資格欄には衛生管理者も追加で記載しました。
3取扱商品・サービス
サービスは事業計画書で何度も検討した部分ですが、書ける量がとても少ないので、強みと予定単価を説明に入れました。セールスポイントは多業種経験とベンダー時代のノウハウを活かせる旨を中心に記載しました。
4取引先・取引関係等
ここは事業計画書でも苦労した部分です。販売先となる具体的なクライアントの見込みはないままです。ですので、今まで経験してきた中で比較的長く経験してきた得意な業種と、地域で一番層の多い企業規模を掛け合わせて想定クライアントとしています。それでも、実際に開業するまでにはいくつか打てそうな手を準備しているので、少しでも早く見込み客を見つけられるきっかけ作りをしたいと思います。
仕入先は給与計算ソフトと電子申請ソフトのメーカーを記載しました。実はソフトをまだ最終的に決めきれていません。2パターン検討しているのですが、今の環境だとデモが確認できないところがあって悩んでいます。先にパソコン買っちゃうかな…。外注先は税理士さんとか書けば良いのかな。まだ見つけてませんが。
5従業員
当面はひとり仕事で法人化時点での雇用予定です。そのため創業計画書としては情報薄めです。経理や作業補助を家族にお願いするので、それを青色専従に入れたほうが良いのか要相談というくらいでしょうか。
6お借入の状況
住宅ローンがあるので、そちらの情報を記載。念のため信用情報を取り寄せようかと思っていたのですが、すっかり忘れてました…。
7必要な資金と調達方法
設備投資はパソコン周りと書庫などの最低限のオフィス家具が中心です。セキュリティ関係は身の丈に合わせて必要最低限ですがしっかり準備したいと思います。運転資金はそんなに長期間は認められないようですが、ビジネスモデルが一気に売り上げが伸びるスタイルでもないのでここは考え方を色々聞いてこようと思います。
資金調達は自己資金と創業融資の予定です。借り入れは政策金融公庫を想定していますが、その他の選択肢も含めてしっかり検討しようと思っています。
8事業の見通し
事業計画書の売上計画、損益計算書をベースに記載しました。売上を計上し始めるタイミングや金額を厳しめに設定しているので、それで良いのかと迷いましたがそのままで記載しました。
全体を通して記載できる情報量に限りがあるので、なかなかこれだけで納得や理解をしてもらえるのかなと悩みました。かと言って、あれこれ補足資料が多すぎても分かりづらくなりそうです。そこで、プレゼン資料のように印象付けたいキーワードやポイントを意識して、補足情報は質問をされた際に説明しようと割り切ってだいぶカットしました。補足情報は基礎資料としては準備しています。
明日は地元金融機関へ創業に関する相談ということで伺う予定になっています。具体的な借入の相談だけでなく、開業全般について相談をしてこようと思っています。その上で次のステップをどうするか、方向性はどうなのかなど、開業までのマイルストーンと自分の立ち位置を確認できればと思っています。