中級コース(ブルグミュラー程度)のご案内
こんにちは。
松橋ピアノ教室の松橋香織です。
中級コース(ブルグミュラー程度)についてのご案内です♪
「ブルグミュラー程度」とは、ドイツの作曲家「ブルグミュラー」による「25の練習曲」という教本を指しています。
一般的に、導入教育が終了すると、この教本へ進みます。
「ブルグミュラー25の練習曲」の特徴は一曲一曲に標題がついている事です。
題名からは情景や曲の雰囲気を想像することができますね。
こういった曲を、「標題音楽」といいます。
ブルグミュラーも、標題がついていたり、音楽的指示(だんだん強く、やさしく、優雅になど)が細かく書いてあります。そのことから、ただ楽譜通りに指を動かせばいいというのではなく、曲の雰囲気に合ったテンポや音色で弾く技術を求められます。
「表現力を磨く」という教育の目的が、ブルグミュラーの意図として感じられます。
導入期を終了した子供たちが、表現力を磨くのに最適な教本です。
またそれだけに限らず、1曲の長さがちょうど良い事、テクニック面でも考慮されて作曲されている点、飽きずに楽しく学べる事、など長所がたくさんあり、長く親しまれている理由ではないでしょうか。
先程、標題から曲の雰囲気や情景が読み取れると書きましたが、漠然とした題名もあり、子供達にとってはイメージが難しいものもあります。
そのため、レッスンでは具体的イメージを持つお手伝いをしながら指導しています。
例えば、「優しい花」…
生徒さんに「優しい花はどんな色?」と問いかけると「ピンク!」とか「黄色!」など、自分の色のイメージを持ってくれます。
そして「どんな季節に咲いてる?」と質問してみると「春!」とか「夏!」など、自分なりに答えてくれるので、「あったかい所で咲いているんだね」と返したり…
そうやって具体的なイメージを持って弾くと、子供たちの演奏に「色」がつきます。
子供たちの音色が変わり、
ピアノっていいなぁ✨
と感じる瞬間です☺️
ここまでくると演奏の幅も広がり、段々と出来ることが増え、更に「楽しい!」と感じれるはずですので、ピアノを始めたらまずはブルグミュラーを目標にして励んでみてほしいです。
本日もブログをお読みくださりありがとうございます。
ではまた♪
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