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受験のためだけの国語

2019.02.17 14:19

国語コンサルタントのきらりです✨



私のサポートをお申込みしてくださる方や

 

セッションにお申込みしてくださる方のほとんどの小学生たちは、

 

中学受験を考えています。

 


 

小学低学年1年生から3年生の低学年層も増え、

 

そんな低学年層であっても、

 

「中学受験を予定しています」

 

と、はっきりとおっしゃいます。

 

 

では、その子たちは、

 

中学受験のための国語を教わりたいと思い、

 

私のサポートを受けてくださるのかというと、違います。

 

 

 

「ただ、テストで良い得点をとるためだけの授業は、望んでいません」

 

 

 

「言葉を扱えることは、生きる上で武器になると思います。

だから、生きるための国語を教えて欲しいです」

 

 

 

「受験対策のみの国語授業は希望していません」

 

 

「塾の公開テストなどで、点数だけを取るために

文章を咀嚼せずテクニックだけで解こうとする癖を早くからつけたくないので今の学年ではテストは受けない」

 

 

 

といった、親御様の声が、驚くほど多くあるのです。

 

 

 

中学受験を考えているのに、ですよ。

 

でも、中学受験のみにフォーカスしているのではない。

 

 

もう、なんといったらよいか。

 

こういった声を生で聞くと、国語講師冥利に尽きるんです。

 

 

10年前は、こんな声、あまり聞かなかったんじゃないかなと。

 

「とにかく受験で足をひっぱらないようにしてほしい」

 

と駆け込み寺のような感覚で、相談にこられる方の方が、

 

昔は多かったように思います。

 

 

今は、なんというか、親御さん自身も気付いているんでしょうね。

 

 

学歴だけではない。  と。

 

 

勿論、学歴だって必要ですよ。

 

そりゃ、手に入れれるなら、誰だって欲しいでしょう。

 

「高学歴、もっておきたい」 そこは、本音です。

 

でも、それは、結果であって、

 

それよりも、「学ぶこと」自体に価値がある。

 

 

 

子どもの歩む人生をいかに豊かにするか。

 

それは、「受験を目標に学ばせる」ことではなく、

 

「受験に必要な学びのみを行う」のではなく、

 

そこからはみ出た、もっと縛られない学びが、

 

子どもたちの人生に豊かさを与えることに

 

多くの親御さんたちは気付いている。

 

 

そのことに、感動させられます。

 

 

受験向けの国語を数多く指導してきたからこそ言えることがあります。

 

「受験のためだけの国語学習」には限界があります。

 

 

短期間で、受験に受かる国語力を身に付けることは、

 

たとえ多くの塾が「できる」と言っても、それは真実ではありません。

 

国語は皆さんが知っているように 「総合力」です。

 

丁寧な「言葉との向き合い」の積み重ねの上に、やっとこさ、

 

強靭な「読解力」「思考力」「表現力」を築き上げることができます。

 

 

 

受験に受かる国語が、短期間で完成するわけがありません。

 

他の教科もそうです。積み重ねて、寄り道して、戻って、また逸れて、気付いての繰り返し。

 

継続した先に、やっと 「 学びの成果 」が見えてくるものです。

 

 

たとえ、受験に合格するためだけの学びを手に入れても、

 

また、その先で、多くのことに躓き、悩むでしょう。

 

 

また、受験国語が人生の役に立つかといえば、それはまた違います。

 

受験勉強で気づくことは多くありますが、それをゴールとし、すべてとしている子たちは、

 

受験合格後、さらなる高みへの歩みを止めてしまうことが多くあります。

 

 

 

きらり✨