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東京都の女性の活躍推進加速化事業(?!)に参加してみてわかったこと

2019.02.18 07:21

社長の宮嵜と、福岡事務所のボスママこと栗林が、ワーク・ライフ・バランス関連の講演会にパネラーとして登壇してきたレポートをお伝えします


こんにちは!PIVOTのPR、大場です。

今回は前回の記事(港区の「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されて起こった変化)でも少し触れていた東京都主催の東京都女性の活躍推進加速化事業の研修・交流会に参加してきたことについて書きたいと思います。


女性の活躍推進…正直なところあまり意識をしたことがありません。それは、これまでも周囲で活躍する女性たちをたくさん見てきましたし、私自身、特に誰から(会社からも家族から)も、活躍を推進された覚えがないからかもしれません(笑)。


しかし、確かにライフステージの変化に伴い、周りのみんなのサポートに助けられてきたことも実感しています。PIVOTにいる約60人のメンバーのほぼ半数が女性、さらに管理職7名のうちママ社員も含む4名が女性。産休/育休からの復職率は100%。「女性活躍」ということを特別意識してきたわけではないのですが、確かに活躍しています、たくさんの女性メンバーが。


「女性」も人それぞれ、みんな状況は違います。千差万別な対応で活躍を推進することには限界があると思います。PIVOTにおいて、限られた条件の範囲の中で、如何に課題をクリアにしてきたのか。同じような課題を抱える企業の方の少しでも発想のヒントになれば嬉しいです。


●カギは相互的目線でメリットを共有できるかどうか

PIVOTは、前回の記事でも紹介させていただいた通り、平成29年度より港区よりワーク・ライフ・バランス推進企業の認定を受けました。それを機に『東京都 女性の活躍推進加速化事業』にも研修・交流会のパネラーとしてお声掛けいただきPIVOTの代表取締役社長の宮嵜と福岡オフィス(R&D Divisionセクションマネージャ)の栗林が登壇させていただく事になりました。

ここで二人の紹介を簡単に。

栗林はリモートワークの取り組み記事でも登場しています。


『特別なことをしている』という認識が薄めのPIVOT社内ですから、これも良い機会と思い、登壇の準備として、経営陣も巻き込んで振り返る時間を設けてみました。そこで見えてきたのが「PIVOT的女性活躍の3本柱」です。


①あえて一律のルール、仕組みをつくらない

ルールや仕組みは大切。でもそれがあることによって自らの首を絞めることにつながることも。個人の環境(時には希望)にあったルールで運用することで、より柔軟な働き方ができるように。そこから生まれるゆとりを、仕事に反映していくことでさらなる信頼を築いていく。


②スキルをもったひとに着目…働きたいニーズをキャッチ

スキルがあるのに働きにくい環境にいる人などに注目。大きな採用の要として捉えている。


③多様性のひとつにすぎない

PIVOTのものづくりは「ユーザー目線」を大切にしています。男女のみならず、多様性のある一人とのコミュニケーションはPIVOTのものづくりには欠かせません。多様性の時代のコミュニケーションには「携わる人の持つ多様性」がとても大事で生かされていく。


ふむふむ。どれも女性だけに限定される事ではありませんが、確かに自然にやって来たことです。「活躍を推進する」のではなく、お互いに「働きやすさを促進する」ように取り組む。「特別なこと」という意識こそなかったものの、会社や働くメンバーが直面した「問題」に対して、相互的な視点で解決策を探し、メリットを共有できていることは、とてもHAPPYなことなのかもしれません。PIVOTの大切にしている「使う人の目線」が今回は「双方向」だったのですね。


●いざ、交流会へ登壇 

・栗林の巻

2018年9月7日

この日は女性従業員向け研修として(株)スリーアウルの蒲生智会氏を講師として迎えての開催です。セミナー当日、栗林は、子供たちを旦那様に託し、はるばる東京へ。(仕事と家事の両立は家族のサポートも重要な要素ですね)


会場にはさまざまな業種で、実際に子育てと仕事との両立に奮闘するママさん社員の方や、これからのキャリアについて悩んでいる方、そんな女性たちをサポートされる立場の方などが参加されていました。栗林のほか同じくパネラーとして老舗の内装会社の女性社長さんと講師の蒲生氏とのディスカッションをメインに進行していきます。参加者の方々の悩みや疑問に答えていく中で、皆さんが栗林の話で非常に興味を持たれていたのが「移住」や「リモートワーク」についてでした。


仕事だけではない、自分の送りたい人生を選択していきたいということは、女性のみならずみんなが思うこと。「私は、福岡への移住、家庭と仕事の両立を選んだ。それらを効率化するためにリモートワークを自ら推進。リモートを推進する立場として、会社との信頼関係構築により一層努めました。」という栗林のストーリーは多くの参加者の興味を誘った様子でした。


目の前の壁にぶつかったとき、今あるルールだけではカバーしきれない場合に、小さなことからでも柔軟に、周囲の巻き込み方も含めて考え、アクションしてきた。それが栗林の今のPIVOTでの活躍に繋がっているのです。

関連記事:リモートワークするときに忘れがちなことが一番大切だったという話



・宮嵜の巻

2018年1月21日

講師に(株)子育て支援の熊野英一氏 を迎えて開催された男性従業員向け研修会。参加者の皆様のホンネを引き出すため、女性の入室が不可とのこと。(逆に気になります!)泣く泣く人事の福田(男性)にレポートを託しました。

参加者は、女性のキャリア形成支援に関わられている男性従業員の方々約30名。女性従業員のことのみならず、キャリア・組織形成に纏わることにも触れながらディスカッション形式で進行していきます。


話題に上ったテーマのなかでは、会社における「キャリア形成とライフイベントとの兼ね合い」、そこでの「他の社員へのサポ―ト」や「採用面の事」などが特に関心が高かったように感じました。


宮嵜からは、ここ数年で産育休を取得する女性社員が増えたことによる悩みについてなどをお話させていただきました。小さな組織のなかで産育休者が複数重なると、また違う発想での工夫が求められます。


また、「絶対的な時間制約のなかで、どのように働いてもらうかに悩みながらも、女性社員自身の目線で職場復帰してからのキャリアに対する考えや、ライフプランなど、聞ける範囲で引き出している」という話は、PIVOTの念頭にある「最高のユ―ザー体験」にも通じているように感じました。「達成したい目的に対してどのような工程を踏むことがベストかを一緒に悩み考えるという姿勢」です。ここでも、その姿勢がPIVOTの根底に常にあるものだと再認識することができました。


●さいごに

かくいうPIVOTも会社の成長に伴い、さまざまな状況を抱える社員が増え、既存の方法ではうまく立ち行かないシーンもまだまだたくさんあります。そんななかでの今回の研修・交流会への参加は、さまざまな環境で奮闘する皆様の話が聞ける、とても有意義な機会となりました。


私も働く女性のひとりとして、PIVOTのPRとして、これからも頑張らねばと決意を改めました。

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◆今後も東京都女性活躍推進加速化事業のセミナーに参加が決定しております。

平成31年2月26日の女性従業員向けの研修・交流会に栗林が登壇させていただきます。

詳細、お申し込みはこちらから。

※登壇セミナーは終了しました。