もう雨はいらない。
秋雨前線がしっかり本州に横たわってる。
梅雨時にそうあって欲しかった前線は今はもういらない。
しっかり気温が下がってこれから稼ぎ時だという時にいつまで雨が降るのか、、、もう本当に困った天気だ。
最近は雨量も多く、河川の水は水位をあげて農作物被害が出そうだ。畑を歩けばしっかりと水を吸い込みぬかるむ。出荷する植木を吊り上げると根から水が滴り落ちる。
もういらない、雨はやんでほしい。
水枯れでだいぶ被害が出たが、今度は水が引かない為に出る根腐れで被害が出る。
江戸時代に風吹けば桶屋が、雨降れば唐傘が、暑ければ冷っこい水売り屋が儲かるとある。
あの暑さでおーいお茶とガリガリくんはコンビニから消えた日があった。
雨の日のパチンコ屋の駐車場は満車だ。行き場のない高齢者、屋外労働者、パチンコシンドロームの群れ。有り余る時間に長雨が追い打ちをかけるように、無用な時間を彼らに投げつける。
人間の1日の生活時間は8時間毎に3等分されてる。
寝る、稼ぐ、そして自由に使う時間。
猫の世界では1日の7割は寝てると言う。鳥は7割食い物探し。トナカイは極寒期24時間動いてないと死ぬという。
年金のある人は有り余る時間に、猫のように昼寝も苦しいし、晩酌もまずい。
年金のない人は日々鳥のように餌探しで忙しく、夕方のビールが途方もなく美味しい。
雨の降る前はしっかりと立っていた稲は、度重なる雨で横倒しになってしまった。
そのまま放置すれば発芽してくる。それを精米すると米粒が砕けてしまうので品質価値が落ちる。早々に刈りたくてもぬかるみでそれも難儀な仕事になる。
「いつまでもあると思うな親と金」
雨の欲しい時に雨はなし。要らない時の大雨に泣く。
人為的努力の及ばぬ世界がたくさんある。
木に、春が来ると椿、夏が来ると榎、冬が来ると柊。秋だけは草冠に秋と書いて萩。
萩の花が咲いている。彼岸花も花芽が出てきた。間も無く秋彼岸である。
今年はお彼岸の前に出て来た。毎年間違いなく出て来た。
「えらいね」