淡いラベンダーのオーダー実例

VOLCAN HAIR の野村です。こんにちは。

今日はですね、かなり前にやったカラーなんですがきっちりブログにも残しておこうかと思って書いてる次第であります。

備忘録と、これをご覧になったお客様の今後の施術のご参考になればと思って実例を書いていこうと思います。

ではスタート♪

オーダーで送られてきた画像がね、こちらですね。

こんな。

『やだかわいい色〜』

なんて思った方も多いはず。

例に漏れず僕も思いました。

紫髪はアニメ界でも絶えず一定の需要がある髪色ですからね。

ベタにトランクス

ルー・ルカ

羽入

アナスタシア・ホーシン

対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスの長門有希ちゃん。

もう挙げだすとキリが無いですねw

そーいえば秋葉原の色彩狂いのHanaさんの永久推しのパチュリー・ノーレッジさんも紫髪でしたね。

こうやって見ると紫髪って色相や彩度の違いで全然違って見えるから奥が深いですねぇ。

『はて、、どうやって作ろうかな？』

ってわけでご来店です。

ご来店時の前に

もともとは

こんな感じで黒染め履歴があったんですが

初回はブリーチしてみてそこから作れる赤みを抑えた色にし、その褪色によって無理なく黒染めを剥いでいく方法を取っておりました。

前回ご来店時に

こんな感じに落ちてくれていたので

こんな仕上がりにしていました。

そこから改めて今回ご来店時

だいぶ素直になってくれました。

ですが今回のご希望のスタイルだとまだ明度が足りないのでブリーチしていきます。

もちろん頭皮には極力つけずにストレスフリーに。

オキシ濃度でのパワーコントロールも必要ですが保険としてファイバープレックスも忍ばせておきました。

これぐらいまで抜けたらまぁ大丈夫でしょう。

で、ここから色を乗せると思いきや今回は

色を乗せる為の準備の色乗せ

をします。

なぜそんな回りくどいことを？

ってなると思います。

仕上がりのお色の為のベースメイクですね。

僕なりの解なので必ずしもこれが正しいとは思っていませんが

『今回ご希望されていたお色が淡いトーンだったことと、最終のカラーを塩基性カラーで行う際に根元の染色や頭皮への付着が気になるから』

です。

まとめると

• 黄色みのある髪の毛に淡く調合した塩基性カラーを乗せた場合、黄色みに押されて負けやすい(もしくは褪色してきた際に黄色みと混じりやすい)
• 淡い塩基性カラーを乗せる際はベースの明度が均一でないとムラになりやすい
• 塩基性カラーを頭皮にべったり塗布すると肌に色が付着する
• 仕上がり的に根元は少し暗めに作って馴染み感を出したかった

以上の点から今回はこのような施術方法を選択してます。

こんな風な事を日々情報交換できる

【ACWSM】というオンラインサロンがあって僕も入らせて頂いてるのですが、以前よりカラーを深く知ることができ、とても勉強になっています。

っとまぁしれっと広報活動してしまったのですがバックマージン等まったく受け取っておりませんのでw 本当にただ感想をば。

話を戻してベースメイク後

根元はある程度濃いめの青紫

毛先は黄色みのないシルバー

です。

からのオン

塩基性カラーのピンク系とブルー系とバイオレット系を混ぜて作ったやつを薄めてます。

ナメック星人の血とかフリーザ様とかイメージしながら作るといいと思います。

これで流して完成ʕ՛ֺ ˚̮ ׁ՝ʔ

って感じのラベンダーカラー。