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大谷弘至 official site

「古志」深川句会(9月)を終えて 1

2025.09.29 21:00

9月10日(水)は「古志」深川句会でした。


特選句からいくつか。


一つ踏みひらく天地や豊の秋   西川遊歩


さきごろ刊行された篠原隆子さんの句集『一つ踏み』への挨拶句。


句集への称賛とともに、今後のさらなるご発展を祈念した一句。


篠原さん当人は〈豊の秋〉が自分にはもったいないとおっしゃっていましたが、


句集がもつめでたい雰囲気、


そしてその創造性、スケール感、充実度を思えば、


けっしてもったいないようなことは無いと思います。


また、挨拶ということを抜きにして読んでも面白い句で、


神が豊作をもたらしにやってきた姿ともとれます。


それは竜田姫とも、田の神とも読めるでしょう。

その篠原さんの句、


大山のふとき雨あし新豆腐   篠原隆子

良夜かな女の洗ふ芋もまた

波音の雨月に酌まん安芸の酒


この日も格調の高い詠みぶりでした。


二句目は芭蕉が西行谷で詠んだ


芋洗ふ女西行ならば歌よまむ   芭蕉


を踏まえたもの。


句集『一つ踏み』、ぜひご一読ください。

「古志」深川句会は毎月第2水曜日に開催しています。


次回は10月8日(水)13:30〜


会場は江東区森下文化センターです。


「古志」の会員の方はどなたでもご参加いただけます。


会員以外の方は体験参加が可能です。


初心者の方も歓迎いたします。


詳細は「古志」公式サイトを御覧ください。