乙女座に学ぶ
Maribrengaëlです。
乙女座の思考はとても鋭く、あまりものごとを深く考えない双子座の私にとって、とても尊敬できるところがあります。「水星」を共に守護惑星に持つ星座同士ですが、その質の方向性はかなり違います。どちらも水星が司る「情報」を取り扱うのが得意と言われますが、どちらかというと双子座は「伝達やそれをキャッチするアンテナの高さ。」、乙女座は「分析と洞察力。」という方向が強いと感じるのです。
その乙女座の能力には、色んな場面で何度も助けられたことがあります。ある友人が私の根も葉もないウワサを共通の友人たちに流している時、「K(私)は絶対にそんなことしないから。」と信じてくれて、それを忠告してくれた友人Yは乙女座でした。彼女曰く、そのウワサを流していた友人について「前からなんか信用できないなと思っていて。」とのこと。しかも「K(私)はそんなことするはずないじゃん。バカじゃないの。」と。
あれからずいぶんたつけれど、その時、Yがそう言ってくれたことは、私の中で人に信じてもらえた、という大きな自信になっているのです。後日Yは「K(私)はただ楽しく飲みたいだけだし、楽観的で人を疑わない。それがいいところだけど、私はすごい裏まで疑って性格悪く分析してるからね。それが役たってよかった。」と笑っていました。そういう、乙女座の分析力には本当に学べるところがあります。そして、AIのように正確です。同じ水星が守護惑星でありながら、ここまで違うとは…。人間関係で判断を迫られた時は、乙女座の人に相談してみるといいかもしれません。
そんな乙女座の満月がやってくるころ、対向星座の魚座に太陽が入り、寒さが解けた春へ向かう季節に入ります。一歩進んでは二歩下がるような動きを繰り返しながら、モノクロの世界が緑や桃色や白の絵の具で、ゆっくり色づけされていき、「はじまり」に向かってそわそわと準備を始めます。魚座は、基本的に「境界線はぼんやり」という性質があったりするのですが、12星座中最後の星座で、終わるものは終わり、終えるものは終え、次の世界には持ち越さない潔さみたいなものもあったりします。それは乙女座の分析によって選別されたものであり、または潔癖な部分も作用しているのかなぁと感じたり。全ては繋がっていますからね。
無意識のうちに乙女座的高性能な「分析」していて、物事に判断を下す、ということがあるかもしれません。特に意識しないままそれが起こった時は、サイクルが変わる牡羊座の季節以降、それはもう持ち続けるものではないのかも。
Les Chronovoyageurs...
※ 日本時間2/20 0:55 に満月となります。