第19期北陸プロアマ混合リーグ決勝戦結果報告
2/17(日)富山市内にて第19期北陸プロアマ混合リーグ決勝戦が行われました。
出場選手紹介と決勝戦へ向けてのコメント
予選1位 獅坂 祐一プロ +40p
いつも通り打ちます。
予選2位 山元 一成さん +20p
初めての決勝戦進出ですが、自分らしく打ちたいです。
予選3位 後藤 正博プロ +10p
決勝進出は第1期北陸リーグ以来なのでぜひとも優勝したいです。
予選4位 窪田 一彦さん 0p
虚心坦懐で臨みます。(※虚心坦懐…心にわだかまりなく平静な心境)
左から獅坂プロ、山元さん、後藤プロ、窪田さん
決勝戦は予選順位1位+40p、2位+20p、3位+10p、4位0pの持ち点での日本プロ麻雀連盟公式ルールの半荘4回戦。
1回戦
序盤から後藤プロ、窪田さんが攻める。獅坂プロもそれに応戦する。そして、獅坂プロが高打点の和了りを決め5万点越えのトップ。
成績/トータルスコア
獅坂+29.8/+69.8 窪田+5.4/5.4 山元▲14.5/+5.5 後藤▲20.7/▲10.7
2回戦
序盤から攻勢に出た獅坂プロ、山元さんがぶつかる。山元さんが制し和了りを決める。獅坂プロが原点を割ったところで、窪田さんが早い手で局を消化し続け、獅坂プロの反撃を許さない。
山元+17.4/+22.9 窪田+8.5/+13.9 獅坂▲7.9/+61.9 後藤▲18.0/▲28.7
3回戦
起家の山元さんが続けて勝負手を決めスコアを伸ばす。後藤プロも勝負手を作り果敢に攻めるも和了りに結びつかない。そして窪田さんが局を進め原点を維持し獅坂プロの反撃を封殺。ついにトータル首位は山元さんに。
山元+31.0/+53.9 窪田+6.6/+20.5 獅坂▲14.9/+47.0 後藤▲22.7/▲51.4
最終戦
序盤から果敢に攻める獅坂プロ、4万点のトップ目に。南場に入り窪田さんが獅坂プロから8000、12000と勝負手をたて続けに決める。窪田さんは南2局の親番でスコアを56000点まで伸ばし、ついにトータル首位の山元さんを捉える。しかし、獅坂プロも黙ってはいない。7700を親の窪田さんから和了る。
ついにオーラス、親は山元さん。獅坂プロは1000点でも和了れば優勝、窪田さんは1800点以上和了れば優勝。トータル首位の山元さんは現状では全員ノーテン流局ならば優勝であるが、山元さんノーテンで誰かが聴牌ならばかわされてしまうため、加点が必要。
南4局中盤。山元さん、窪田さん、獅坂プロの3人は聴牌をいれめくりあいに!!優勝は誰の手に…。
第19期北陸プロアマ混合リーグ決勝戦結果
優勝 獅坂 祐一プロ +53.9
第2位 山元 一成さん +47.4
第3位 窪田 一彦さん +45.6
第4位 後藤 正博プロ ▲76.9
大接戦の最終局を制した獅坂プロの優勝。おめでとうございます!!
参加選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
対局直後の獅坂プロのコメント
「オーラスのあがりを決めた直後はうれしいと思う前にほっとしました。」
1回戦のトップでリードを広げた後に、山元さんに何度も勝負手を決められ、窪田さんに加点を封じられ最終戦前に首位陥落、本当に苦しい対局だったと思います。勝ったことよりも厳しい勝負を終えた安堵感が強かったことは観戦者にも伝わりました。
勝負手はしっかり踏み込み、引くべきところは引き、試合を優位に運んだ山元さん。
獅坂プロを抑えつつ原点をキープ、着実に差を縮め最終戦を三つ巴に持ち込んだ試合巧者の窪田さん。
終日牌が寄らず後手に回ることが多かったものの勝負手を作り果敢に攻めた後藤プロ。
素晴らしい決勝戦をありがとうございました。本当にお疲れ様でした。
参加選手の皆様、観戦に来てくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
これにて第19期北陸プロアマ混合リーグは幕を閉じます。
3月より第20期北陸プロアマ混合リーグが始まります。これからもよろしくお願い致します。