実りの秋、稲刈り始まる
2025.09.18 14:10
9月18日(木)
村内でも、いよいよ稲刈りが始まりました。
今年の夏の記録的少雨は、最近にないほどの水不足を全国的にもたらし、稲作に大きな影響があった地域も多くありました。
水源地の東成瀬村でも水不足傾向となり、一部の水田では必要な時に十分な水が入れられず、本来の水管理ができなかったようです。
刈り取りが始まった方に聞くと、水不足の影響があった水田では残念ながら収量低下がはっきりとわかる状況で、「今年は水田によって収量の差が大きい」と話していました。
最終的には、収量はやや減少する見込みとのことでありました。
想像すらできなかった今年の米不足と極端な価格の混乱の現実を前にすると、主食である米は「日本を支える」基本の作物であることを改めて実感します。
適正な価格が保たれ、安心して栽培を続けられる環境が整うこと、これからも主食として守ることが国の根幹であります。
黄金色の田んぼが広がる風景は、秋の訪れとともに、私たちの暮らしを支える米づくりの大切さを重ねて感じるものです。