手仕事『アントレサンタ』

今日はChristmas Eve。クリスマスパティーのご準備で慌ただしい方もおられるかもしれませんし、家族でのんびり過ごそうとお考えの方もおられるかもしれません。当日でも簡単に作ることができるカマンベールチーズとハムをくるくると巻いたアントレサンタを作っていきます。

使う道具は手です。食パンやハムをカットするのはキッチンバサミや包丁、装飾用の型抜きを使いますが、子供達にはハムを手でくるくると巻いてほしいと思います。

材料はカマンベールチーズ１個を使いますが、できればカットされている方が食べやすく分数の学びも活かせるのでカットされているものだと良いかと思います。８枚切りの薄めの食パン１枚、丸型ハム１３〜１５枚程度で、なるべく生ハムやベリーハムまたはそれに近い整形したソーセージなどの巻きやすいものにしましょう。ロースハムやショルダーハムは巻くと切れ込みが入るので不向きです。サンタ用帽子の先のプチトマト、飾り付け用の緑のイタリアンパセリ、シーアスパラガスなどお好みでご用意ください。

先ずはカマンベールチーズをお皿の下の方に配置します。

次にサンタクロースの帽子となる部分をハムで巻いて立体的に作っていきます。帽子のサイズにもよりますが今回は１４枚半使用しています。

巻いたハムを１つ１とつ配置することが難しいようであれば、爪楊枝で数個ずつ刺して横並びで配置しても容易でしょう。

次にサンタクロースのひげや帽子の縁と先端の星飾りを食パンでカットし、鼻となるプチトマトを半分にカットし中の種をとっておきます。また目の部分は海苔で作り置きましょう。ひげ２つは写真写りでカマンベールや皿と同一化しないように多少トースターで焼いて色目をつけています。

パーツを皿の上にのせていきます。

少し緑があった方が華やかになるのでイタリアンパセリやセルフィーユ、シーアスバラガスで帽子部分を飾り付けてみました。余力があればクッキーの型抜きなどで型抜きしたクリスマスをイメージできるものを飾りつけても良いでしょう。

目は海苔をカットしたり黒豆を用いるなど工夫を凝らしてサンタクロースの表情を楽しんでください。

目を入れなくても見方によってはサンタクロースに見えます。

朝から子供達はサンタさんがやってくるとそわそわしているのではないでしょうか。素敵なクリスマス・イヴの晩、クリスマスの朝をお迎えになりますように。