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spectrums

ゴンドラでゆく極楽世界 〜ハノイで寄り道②〜

2016.02.26 23:18

PENTAX Q7

01 STANDARD PRIME

絞り優先f2.8

WB:auto


ゴンドラは驚くほど長く、高かった。高所恐怖症気味の僕はまさに手に汗を握りしめた。

時に停電することもあるらしく、ハノイの極楽はまさに命懸けで向かうのだ。

頂上に上がると、小さな小屋がいくつも建っている。中をのぞくと、それぞれにお祈りスペースが設置されていた。

ちょっと気が引けたのだが、周りのハノイっ子達にならい、バシバシと写真を撮り始めた。

お供えの花が作りモノのようにシックで美しい。夢中で撮っていると…


こらーっ!喝!!


みたいな声。

ふりむくと、このお父さんがいた。

どうやら、キチンと祈りなさいと言うようなことを言っている。

ここは日本人としてバシッとキメなければと、うやうやしくお祈りをしたら⬆︎の笑顔を撮らせてくれた。

ベトナムの伝統的な衣装らしい。

彼らはお洒落だ。なるほどスリッパまでコーディネートされているように見えるではないか。

ベトナム人は、自分たちはフランス統治の影響でロマンチックな国民性になったのだ。と言う。街並みや着こなしを見ればうなづける。

これは、この場所にメインで祀られているという、伝説の女性を召喚するイベントの様子だ。赤いダウンジャケットのおばあさんが自らの身に召喚するのだが、歌あり踊りありの賑やかな一幕だ。

バンジョーみたいな楽器。結構ブルージーなリフを放り込んでくる。


先ほどのおばあさんがクライマックスの正装をして踊る。


山を進むと気づいたのだが、ここはどうやらチベット密教との共通点が多いようだ。

カラフルな仏教旗に密教のモチーフが散見される。

いつかチベットに行ってみたい僕にとっては予想外の幸運だ。

これをガラガラ回すとお教を唱えたことになる。

仏教は意外に優しい。

いたるところに密教のモチーフ。

静謐。

綺麗に清潔に使われている食器が凛としている。

この旗は大昔のベトナムの旗だそうだ。


山を降りるとお土産屋さんが軒を連ねる。

なんて量…

この女性はひたすら巨大なお煎餅を焼き続けていた。