芝を刈る
最近、「人工芝を張ってください」とよく依頼される。
新築直後の場合で天然芝は1m2当たり4,000円ほどです。
人工芝では下地調整込み1m2当り12,000円。
雑草の繁茂してる場合、元の天然芝を剥がして下地調整をする必要があるため経費は加算され、もっと高くなる。
プラスチック、ビニール製品は原油を原料としている。石油タンクを屋外に長期間放置して置くとボロボロになる。買い物袋のビニール袋も同じだ。
人工芝はプラスチックで出来ていて、炎天下、マイナスの寒風に晒されば、遅からず劣化してボロボロになる。
その前に雑草が繁茂して人工芝の撤去を考えなければならない時がくる。
天然芝も人工芝も雑草の生えないことを前提に施工している。
防草シートを敷いて砂利を敷く、これも雑草を生えないことを目的に施工している。
雑草の種子はその砂利や人工芝の隙間に落ちれば発芽する。一本の草がその場で開花して数えきれないほどの種子を落とす。たちまち雑草のオンパレードになる。植物は光と水分があれば発芽するのだから。
その種子はどこから来るのだろうか。
タンポポやクローバーなどは風が運んでくる。
メヒシバ、オヒシバ、カタバミ、スズメノカタビラなどは風で飛ばない。それらの種子は散歩帰りのワンちゃんの足、飼い主さんの靴裏にへばりついた種子が芝や砂利に落ちる。
小さい内に抜けば何事も起こらない。
人工芝や防草シートを敷くのは元来雑草など見向きもしない方々。その一本が気にならないのです。
雑草の生えるのを関心をもって観察する人のお庭は、雑草を探すのが難しい。
出勤前、お休みの日、お庭をひと回りし、雑草と思しき草をとる。
果たして雑草は見当たらないお庭になる。
人間は自然に勝てないし制圧もできない。ただひたすら目の前の雑草の一本を抜くことにある。それをやめた時から自然の大攻勢に見舞われる。
植物を敵対して薬物で排除するか、植物で不要な植物を抑制するか、人間の知恵が試されてる。
農作物の栽培や、ガーデニングは雑草の抑制をして成り立つ。
研究や努力なしでは広大な農地の維持、小さなお庭のお花のも美しくならない。
上の写真 月一度の芝刈り→草刈り機で荒がり→雑草の生える隙間が無いくらい繁茂した芝庭
下の写真 草刈り機の紐で仕上げ刈り
ソーラ発電所の敷地内の除草剤散布作業。
防草シートを敷いてある。施工から4、5年放置されて雑草が蔓延してしまった。
春、夏、秋草の3度雑草繁茂抑制のため定期散布をしている。