介護の時間
妻に任せっきりだった介護を反省し、少しだけ関わり始めました。
「関わる」程度では足りないとは分かっていますが、少しずつ、少しずつ。。
今日、ほんの少し、本人やケアマネージャーと話をしただけなのに、普通の仕事とは違う疲れが。。。
ビジネスの現場で、経営者やマネージャーと接する際の会話とは「質」が違います。
いつもと違う考え方・接し方を、新たに準備しないと対応が仕切れない。
これを実感しました。
そういえば、以前に読んだ『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』に書いてあった「切り替えコスト」を思い出しました。
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○ 『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)
“ ポートフォリオ・ワーカーにとって難しい問題の一つは、非効率性から逃れられないことだ。
~ 典型的なポートフォリオ・ワーカーの日々を思い浮かべてほしい。
週に数日は有給の職に就き、1日は地域コミュニティの活動に従事し、1日は趣味に打ち込み、1日は慈善団体の理事会に出席する。
この場合、ある活動から別の活動に移るたびに大きな切り替えコストが発生する。
その都度、思考様式と活動する場所を変えなくてはならない。
こうした切り替えコストは、このステージについて回る大きな問題だ。
~ 切り替えコストを減らすためのもう一つの方法は、時間を細切れにせず、大きくまとめるというものだ。
たとえば、週に5日間、半日ずつ働くより、週に3日間、丸1日ずつ働くほうが効率がいい。 ”
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今日は、たまたまですが、下記のような1日でした。
・8:45 ~ 9:15 契約先企業の会議へ同席
・9:50 ~ 11:00 義母の病院へお見舞いと退院後のお話
・12:00 ~ 12:10 長男の高校へ迎え
・14:00 ~ 15:30 義父とケアマネージャーと打ち合わせ
・17:00 ~ 18:00 再度、義母の病院にてお話
期せずして「介護」関連がまとまっていました。
きょうは、たまたまですが、これがバラバラと介護が他の仕事や子供たちの対応、家事等が組み合わさると「切り替えコスト」が本当にかかるだろう。
そうなると、時間的な「コスト」だけではなく、さらに精神的な「コスト」も大きなものになると思います。
それを妻に任せきっていたのだなあと思い、やはり具体的に「行動改善」をしていく決意をしました。。