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弘前圏域権利擁護支援センター

令和7年度 弘前圏域成年後見制度普及・啓発講座の報告

2025.09.25 03:03

去る、令和7年8月30日に「令和7年度弘前圏域成年後見制度普及・啓発講座」を開催し、盛況のうちに講座を終えることができました。

今年度は「もしものときのために~人生会議を通して~」をテーマに、

前半は終活カウンセラーの村井麻矢様による講話を頂きました。


エンディングノートの書き方や活用方法、その他お寺やお墓に関すること等、多岐に渡り講話頂きました。

「もしものとき=亡くなるとき」という解釈ではなく、「自分の気持ちを伝えられなくなったとき」という解釈の上で、人生を振り返りつつ書ける時に書ける所からエンディングノートに書きこもうという姿勢でACPと向き合う必要があることを学びました。


そして後半は、青森市にある特別養護老人ホーム三思園様によるカードを使った演習として、ACPの疑似体験を行いました。

その名も「どせばいい?カード」なるものを用い、グループ内で個々の価値観を共有することが出来ました。

各グループとも、「どせばいいべ~」と口にしながらゲームに参加され、終始楽しい時間を過ごすことが出来ました。


一般市民の方だけではなく、医療・福祉従事者、市民後見人と、幅広く参加頂き、それぞれの経験や価値観を口にしながら、自身の最期について考える姿が印象的でした。

村井麻矢様、特別養護老人ホーム三思園の皆様、本当にありがとうございました。

来年もまた、成年後見制度の運用と地域課題を取り上げたテーマで、企画開催したいと考えています。