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ZIPANG-10 TOKIO 2020倉敷 美観地区にある江戸時代の商家建築「料理旅館鶴形」 で味わう、伝統の鯛茶漬けと限定会席

2025.09.28 10:25

開業55周年記念の特別宿泊プランを10月1日より販売開始

株式会社倉敷国際ホテル(所在地:岡山県倉敷市中央1-1-44、代表取締役:山口 勝正)は、直営する「料理旅館鶴形」の開業55周年を記念し、特別な会席料理と特典が付いた宿泊プランを2025年10月1日より販売いたします。


当館は、江戸時代中期1744年建築の商家を改装した由緒ある旅館です。
この度の55周年記念プランでは、名物の「鯛茶漬け」や開業当時の伝統を受け継ぐ「鰆の西京焼き」を含む限定会席料理を提供します。


さらに特典として、倉敷格子柄のオリジナル手ぬぐいや、棟方志功の版画をデザインした非売品のマスキングテープをご用意しました。


料理旅館鶴形外観(夜)


伝統の木造建築 フロント&ロビー


ご到着後は、まずひと風呂浴びて…浴槽内の寝湯に浸かりゆったりと旅の汗を流しましょう


■55周年記念プランについて

開業55周年を迎え、長きにわたりご愛顧いただいているお客様へ感謝を込めて、本プランを企画しました。約280年の歴史を誇る空間で、当館伝統の味と倉敷の文化をご堪能いただけます。


55周年限定会席料理


■プランの特徴

1. 55周年限定会席料理

鶴形名物の「鯛茶漬け」をはじめ、開業当時から愛される伝統の「鰆の西京焼き」、岡山名物「ままかりの焼酢」など、この期間しか味わえない特別な会席料理です。


鶴形名物「鯛茶漬け」


瀬戸内海産の鰆を使った西京焼き


ままかりの焼酢


2. 倉敷格子オリジナル手ぬぐい

倉敷美観地区の人気店「くらし器てぬぐいGocha」とコラボした、綿100%のオリジナル手ぬぐいをお一人様につき1枚プレゼントします。


オリジナル手ぬぐい


3. オリジナルマスキングテープ(数量限定)

系列の倉敷国際ホテルロビーを飾る棟方志功の大版画をデザインした、非売品のマスキングテープをお一人様につき1個プレゼントします。


オリジナルマスキングテープ


■プラン概要

プラン名: 55周年記念宿泊プラン

販売期間: 2025年10月1日(水)~

価格  : 1泊2食付 2名1室利用 お一人様 24,750円~(税込)

      ※季節、客室タイプにより変動します。


■料理旅館鶴形について

倉敷美観地区の中心部にある当館は、八代将軍徳川吉宗の時代である1744年(延享元年)に建てられた商家を利用した旅館です。江戸中期町屋の厨子二階造りの風格ある構えを280年以上経った今でも留めています。


1970年3月に「料理旅館鶴形」として開業し、岡山県に行幸啓された天皇陛下(現、上皇陛下)の昼食をご用意したほか、2017年に6月には将棋の名人戦の対局会場が阿知の間で行われました。


客室「阿知の間」


倉敷川沿いにある旅館


■会社概要

商号  : 株式会社倉敷国際ホテル
代表者 : 代表取締役 山口 勝正
所在地 : 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-1-44
設立  : 1962年3月
事業内容: ホテル・旅館・レストランの経営
資本金 : 5,000万円


お客様からのお問い合わせ先

料理旅館鶴形 フロント係
TEL : 086-424-1635
MAIL: info@turugata.jp


鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


岡山県の魅力発信 “美観地区”



風にそよぐ柳並木や、白壁となまこ壁が美しいコントラストを見せて倉敷川に影をおとし、伝統的な日本建築の美しさをよく残しています。


この一帯は、江戸時代には米の積出地として栄えたところで、土蔵などから往時をしのぶことができる。


地元ではこの一帯を“美観地区”と呼び、世界的名画を収蔵している大原美術館をはじめ、民芸館、考古館、郷土玩具館など、文化的施設もあります。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「岡山県の魅力発信セミナー&地方創生支援飯倉公館活用対外発信事業-外務大臣及び岡山県知事共催レセプション-開催」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2712517



世界初となる歌川国芳のミュージアム 開館(前編)


倉敷美観地区から浮世絵の魅力を世界に向けて発信するプロジェクト「UKIYO-E KURASHIKI」は、第1弾として、倉敷美観地区を一望できる旅館を再生し、世界初となる歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」を2021年3月31日に開館した。


■歌川国芳(1797-1861)うたがわくによし

歌川国芳は、江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人で、近年国内のみならず海外でも評価が高まり、多くの人々を魅了している。


江戸日本橋の染物屋の家に生まれた国芳は、15歳の頃に初代歌川豊国の弟子となり、長い下積み時代を経て、30歳を過ぎた頃に中国の伝奇時代小説「水滸伝」を題材にした「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズで一躍脚光を浴び、「武者絵の国芳」と呼ばれるほどの人気絵師となった。


その後は武者絵にとどまらず、役者絵や美人画、風景画、ユーモアあふれる戯画など幅広いジャンルを手掛け独創的な作品を次々と生み出し、江戸期の浮世絵だけにとどまらず近代以降の日本画にも影響を与えた。 


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 遂に!世界初となる歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」開館(前編)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17465647



青森ねぶたに影響を与えた!~歌川国芳~(後編)


編集後記に代えて

本稿でのご案内は、これにて完結と致します。
倉敷美観地区を一望できる世界初となる歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」は美観地区に同調した伝統的木造建築です。


当館に、国芳の代表作「相馬の古内裏」他、国芳の門人にも光を当て、選りすぐりの約100作品が展示されております。


現在も、本サイト前号にてご紹介した青森ねぶたに多大な影響を与え続けている歌川派の上質な浮世絵メッカです…


日本は明治時代から…そして第二次世界大戦によって長い間、西洋崇拝の国でした。
つまり…アジアの文化が遅れていることを恥じとすら考え、浮世絵等には滅多に目にする機会もありませんでした。


その間、本物を見抜く西洋人の眼は多くの日本の美術品を手に入れました。殊に有名なのはボストン美術館収蔵の6500点ものスポルディング浮世絵コレクションです。


このコロナ禍で人々の意識は大転換を見せ始めております。それは、洋の東西問わず大国、小国関係なく、良いものは良いとする価値観の共有であります。


本物に接することで、これから美術・工芸・グラフィック・インテリア・建築・スペースデザイン等を目指そうと考えている皆さんにとっても色々な意味で、チャンスを掴む良い機会となることでしょう。


伝統的な倉敷の町並み景観見学と併せてご来館を計画されては如何でしょうか。   


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 青森ねぶたに影響を与えた!~歌川国芳~出世作から代表作まで、100作品一挙に公開!(後編)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17480066



弘前ねぷたに影響を与えた!~葛飾北斎~

「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト概要

弘前大学教職大学院教授 瀧本壽史


本プロジェクトの趣旨と取り組み姿勢

「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトは、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館(以下、国文研と略記)が推進す る「文献観光資源学」の中の柱の一つであり、全国に先駆けたモデル ケースとして位置づけられているものである。


共同研究であり、国文研 と弘前大学教育学部、弘前大学人文社会科学部、及び津軽地方の公的資料所蔵機関である弘前市教育委員会(弘前市立弘前図書館〈以下弘前図 書館と略記〉・弘前市立博物館)、青森県立郷土館の五者が覚書を締結してその推進を図っている。


共同研究期間は平成二十九年度(2017年度)から令和元年度(2019年度)までの三年間である。


初年度は、平成二十九年七月十五日(土)に弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにおいて、文献観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト推進に関する覚書の締結記念講演会「津軽の魅力と文化を世界に発信!ー古典籍・歴史資料のデジタル公開に向けてー」を 開催しプロジェクトのスタートとした。


締結式の後、弘前大学名誉教授 長谷川成一氏、国文研館長ロバートキャンベル氏による記念講演会を 行った。


最終年度の今年度は、本資料集の刊行後になるが、同じ会場に おいて、文献観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト成果報告会「津軽の魅力と文化を世界に発信!―古典籍・歴史資料のデジ タル化と未来―」を開催することとし、三年間の成果報告を行うとともに、「古典籍・歴史資料のデジタル化と未来」をテーマに、ロバート ャンベル館長の講演とフォーラムを実施し、三年間にわたる本プロジェクトのまとめとし今後の展望、デジタル化の未来について考えることとしている。


三年間の活動等については本資料集に詳しく記載しているところであ るが、本プロジェクト推進に当たっての基本理念と基本姿勢を次のように考え、取り組んできた。


本プロジェクトは、本書「活動報告編」で木越俊介氏が記しているよ うに、従来紙媒体で限られていた場所(研究機関・博物館・大学等)に 集中していた地域資料、すなわち古典籍や古文書・絵図などの歴史資料、さらには固定的な碑文などもデジタル化しアクセスを容易にするとともに、紙媒体と併用することによって再資源化していこうというものである。


つまり、津軽地域の歴史的資料の画像と情報をデジタル空間において体系的に連結し、新たな津軽の地域的価値、魅力を創造し、発信 していこうとするものであり、具体的には、今回、本プロジェクト推進に関する覚書を締結した各機関がそれぞれ所蔵する資料とこれまで培ってきた実績を合わせることで、新たなデジタル環境の構築、そしてそれ を地域の資源として生かしていくという未来志向のプロジェクトである。


これが本プロジェクトの基本的な理念であるが、加えて、地域の価値を再発見していくためのユーザー参加型ツールを構築しながら、現代の視点から地域情報を再統合していくことも、本プロジェクト推進に当たっての基本姿勢としている。


ユーザーの参加、広くは市民の参加は本 プロジェクトの幅も奥行きもさらに広げ充実したものとしてくれる可能性が大きい。個人所蔵の資料の活用や、新たな資料の発見、多くの人々の多様で多彩な観点から導かれる津軽の魅力と文化の発見と発信、さら には観光資源としての活用は地域創造にも繋がっていく。


本プロジェク トが資料の収集とそのデジタル化にとどまらず、積極的に市民の中に入 り込み、また教育活動に取り組もうとしたのはこのような考え方からで ある。木越俊介氏が本プロジェクトの中間報告会(国文研主催「第四回 日本語の歴史的典籍国際集会」平成三十年七月二十七日)において、本 プロジェクトの全体像を「ナビゲーションからコミュニケーションへ」 として表現したのはまさにこのことによる。


詳しくは、本書「ねぷた編」「活動報告編」「教育活動編」をご覧いただきたい。小学生から高齢者の方々まで、そして津軽地域全域にわたって、本プロジェクトが関わってきたことを知っていただけるのではないだろうか。


そして、本プロ ジェクトのさらなる可能性、未来が開けてくるだろうということにも、 思いをはせていただけるのではないかと思っている。本プロジェクト終 了に当たって開催する成果報告会における講演とフォーラムのテーマを 「古典籍・歴史資料のデジタル化と未来」としたのもそのためである。


お問合わせ

弘前大学 瀧本壽史

MAIL:htakimoto@hirosaki-u.ac.jp  


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 古今折衷「津軽デジタル風土記」 〜 新形式で後世に残すねぷた絵DNAの継承~(三)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17397380



※現在、2700件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
https://tokyo2020-10.themedia.jp/


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/