その他のなかま②(ヌタウナギ・軟骨魚)
ヌタウナギ綱 ヌタウナギ目
ヌタウナギ Eptatretus burgeri (Duncker and Mohr, 1845)
2023年2月22日撮影 水深50センチ
いわゆる「魚類」の図鑑で紹介されている生き物ではあるものの、ヌタウナギはヤツメウナギとともに無顎類にカテゴライズされており、脊椎動物の一群ではあるもののヌタウナギ綱という全く別のグループに含まれる生き物です。低水温の時期になると夜に浅い場所や水面直下を泳いでいる姿を見かけることもあります。また夜間潜水時にも出くわすことがあります。写真の個体は夜間に浅場へ上がってきており、手で触れるくらいの水深におりました。
軟骨魚綱
トビエイ Myliobatis tobijei Bleeker, 1854
2026年7月3日撮影 水深5.5メートル
アカエイは比較的良く見かけますが、隠岐臨海実験所前でトビエイを見たのはこの時が初めてでした。まだ若い個体で、尾を除いた体長は横のキュウセンと比較すると30センチほどだと思います。岩礁をこえた先の砂泥域にいましたが、しばらくその場にとどまっていため撮影することができました。
ホシザメ Mustelus manazo Bleeker, 1854
小型のサメで、夜間潜水時に一度だけ遭遇したことがあります。実験所前に現れることは少ないと思われますが、投げ釣りなどで釣れるそうなので、加茂湾内には生息していると思われます。
アカエイ Hemitrygon akajei (Müller and Henle, 1841)
潜水中に急に水の濁りが発生してしていると、アカエイが砂泥の場所で採餌していることがよくあります。アカエイが採餌した場所は洗面器か大きなタライくらいの範囲に窪んでいるのでわかりやすいです(クロダイの採餌跡は深いすり鉢状になっています)。すぐに逃げてしまうのでなかなか近づくことができず、これまでうまく撮影ができておりません。定点カメラでも置くしかなさそうです。