旅をして知った10のこと。
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わたしが旅をして知った10のこと。
これは、本に書いてあることでも、
だれかの言ったことでもなく、
ぜんぶぜんぶ、
わたしの体験を通して知ったこと。
1、人生に必要なものは、トランク1つに収まるということ。
これは、例え話なんかじゃない。
人生に必要なものは、意外に少ない。
だからこそ、大切なものを大切にして生きていきたい。
2、家がないと疲れるということ。
ある日、家もないのに思った。
「帰りたい。」
帰るところがないというのは、疲れるものです。
3、「衣食住」はとても大切だということ。
「衣食住」や「生活」という、基盤の上に人生は成り立っている。
それを知ったのは、これをやめたとき。
このふたつが、心身の健康につながっている。
4、旅は人生の縮図だということ。
旅は人生と似ている。
どこに行くか、なにをするか、困ったらどうするか、ぜんぶ自分で決めないといけない。
旅で学んだことは、どこでも生かせる。
5、孤独はどこまでもついてくるということ。
どこへ行こうが、孤独は月のようについてくる。
世界の果てまで行こうが、地球の裏側まで行こうが、孤独からは逃れられない。
自分と向き合うまで。
6、人は見かけによるということ。
悪い人は悪い顔をしている。
良い人は良い顔をしている。
人は、その人の生き方がそのまま顔に出る。
7、直感はなによりも賢いということ。
「ここは危ない気がする。」
「あの人に会った方がいい気がする。」
なにも当てにするものがないとき、なにより当てになるのが「直感」。
8、動くのと同じくらい、とどまることも大切だということ。
動いてばかりいる人にとって、
動くことより、とどまることの方が難しい。
そうして、大切なものを見逃してしまう。
"とどまることも忘れずに”
9、出逢う人とは、どこにいても出逢うということ。
大切な人は探しに行かなくていい。
出逢う人とは必ず出逢う。
たとえあなたが、山奥に引きこもっていたとしても。
10、なんとかなるということ。
旅をしていると、いろんなことが起こる。
でも、なんとかなる。
旅をして知った1番のこと、
それは、
なにが起きても「大丈夫」だということ。
おしまい