Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

休みがない?イギリス大学院の学期と課題について〜課題がつらすぎて泣いた話とともに〜

2019.02.20 03:01

気がついたら2019年になっていました。今回は、以下のことについて書こうと思います。




|| イギリスの大学は秋始まりで3学期制です


・Autumn Term(秋学期)9月か10月〜12月中旬

・Spring Term(春学期)1月中旬〜3月末

・Summer Term(夏学期)4月中旬〜6月中旬


始まる日は大学によって様々ですが、レディング大学は10月から正式に学期が始まります。9月から始まるところのほうが多いんじゃないですかね?

あと、新入生のためのウェルカムウィークが1週間ほど授業がはじまる前の週にありました。

ちなみに、卒業式は12月です。(修論の締切が9月で審査があるからだと思われます)



▼2018/19 レディング大学の学期日程


|| 休暇は学期の間に約1ヶ月あります


秋と春学期の間に1ヶ月のクリスマス休暇、春と夏学期の間に3週間のイースター休暇があります。

大学生は夏学期のあと3ヶ月の夏休みがありますが、大学院生は修論の提出が9月なので、実質は夏休みという名の修論執筆期間です。


でも、クリスマスもイースターも、実は気持ち的には休めません。なぜなら、前の学期の最終課題の締切がだいたい新学期の初日に設定される(!)からです。これ多分うちの大学だけじゃないですよね?(そうだったら笑える、いや笑えないか)


大学の先輩が「どんな成績を狙うかによって休み方が変わる」とおっしゃっていて、その通りだと実感しました。


良い成績を取りたければ、「せっかくヨーロッパに来たんだから旅行しに行こう♪」なんて言ってられないです。。ぎりぎりでもパスできればいいってことであれば、半分くらい休んでも大丈夫かもしれない(当たり前だが能力による)。

かく言う私は、クリスマス休暇の半分の期間(2週間)は婚約者が住むNYで過ごしました。滞在中、1週間くらいはゆっくりして、残りの1週間は泣きながら課題に取り組みました(本当につらすぎて泣きました…)。その話は後ほど。


イースター休暇はどこにも行く予定はありません。図書館と家の往復でしょうね…休暇の定義とは…。

でも、1年で修士とれるのだから、しょうがないですね。異議なし。



|| 大学院生はそんなにテストないです


大学にもよるのでしょうけど、そもそもレディングのTESOLでは一学期に4つの授業しかないので、評価方法が全部テストだったとしても4つなんですよね。結果的には期末テストは2つ、エッセイ提出は3つありました。


成績評価がテストだったもの

-Grammar

→テストでしたが、約1時間でとある文法項目に関するエッセイを2つ書くというなかなか鬼畜なテストでした

-Phonology and phonetics 

→基礎問題(簡単)と、とあるイギリス英語の文を聞いて発音記号で書き取るというこれまた鬼畜なテストでした


成績評価がエッセイだったもの

-New Technologies in Language Learning and Teaching (1500×1、2500×1)

-Second Language Learning Principles(3500×1)



|| 休暇中、1つの課題がつらすぎて泣きました


課題のOutlineは休暇前に先生にチェックしてもらって、方向性も確認していたので、あとはいろいろ文献読んでまとめるだけだな〜と呑気にかまえてましたが、文献読めば読むほど、迷子になってしまいました。

Second Language Learning Principlesです。テーマは授業で習ったトピックから自由に決めていいよ〜という放任な感じでした。


しんどかった点は以下です。



そう大事なことは、「いい文献に、いかに早く、なるべく多く、出会うか」でした。

自分が知りたいことを一生懸麺やることももちろん大事なのですが、先行研究がドンピシャでみつからないと本当に本当に困ることになるのですね。(先生から何回も言われてましたけれども)


テーマを決める前に、たくさんのたくさんの文献に触れることが、ものすんごーく要で、そのためにそれまでの授業だったりリーディング課題があったりするんですけど、、、

甘かった、本当に、わたし、甘かった。(涙)

思い出すだけで辛い。30~40とか先行研究読んでも読んでも、


ああああ知りたいことはこれじゃなああああいいいいいいってなって、英語もう読みたくなああああいいいいいいいいい、

私のいいたいことなんて英語で書けばいいかわからなあああああいいいいい


と、パニックになってしまってgoogle翻訳がないと書けたためしなかったです。

なんとかかきおえて、Proofreadだして(めちゃ勉強になったのでだしてよかった)、提出しましたが、すごく悔しい思いをしたので次こそあんな思いはするまい、と今学期は意気込んでおります。


今更になって、今読んでる文献がすごいよい参考文献になりそうだったりして、古傷えぐられる感じですが、一生懸命考えたことに、意味があったんだと、言い聞かせています。


次回は、、これらの課題がどんな成績で返ってきたか赤裸々に書こうと思います。