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株式会社 伊藤工務店

伊藤工務店ニュース 2018冬号

2018.11.30 08:04

弊社では、年に2回「伊藤工務店ニュース」というおたよりを作成しています。

今回は「キッチン」「断熱材」についての記事を作成しました。

■キッチンの条件

料理好きな人も、そうではない人も、毎日作るごはん。家庭の味が生まれるキッチンには、その空間にもそれぞれの個性がみえてきます。自分にとって、キッチンに求める条件とはどんなものでしょうか?

今回は、最近のキッチンの特徴をご紹介します。


セラミックのワークトップ(ワークトップ=キッチン天板)

 これまでステンレスか人造大理石が主流だったワークトップに、「セラミック製」が登場しました。高音のお鍋を置いても変色や変形がしにくい素材です。傷が付きにくく、汚れが染み込みにくいのも特徴です。

 とにかく掃除がしやすい!

 キッチンに限らず、近頃は汚れの溜まりやすい溝を極力なくした製品が多くなりました。部品が多くて掃除がおっくうなレンジフードやガスコンロも、シンプルな構造でお手入れが簡単になり、中にはファンの掃除が10年間いらないレンジフードまであります。 

IH or ガスコンロ -それぞれのメリットとは-

(IH)調理器具に直接熱が伝わるので熱効率がよく、周辺の温度が上がりにいので夏は快適。安全性が高く、省エネです。フラットなので加熱をしないときは作業スペースとして使えることや、とにかく掃除が簡単なのも嬉しいですね。

(ガスコンロ)なんといっても高火力。火ならではの料理ができます。「子どもに火の扱い方を教えたいから」という理由でガスコンロを選ぶ人もいました。停電時にも使用可能です。最近では従来に比べ、手入れが簡単な製品も増えています。


 加熱機器ひとつとってみても好みはいろいろ。キッチンだけを中心に家づくりを考えることは出来ませんが、毎日立つ場所だからこそ、少しでも心地よい空間を目指したいですね。



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■建材の基礎知識 -断熱材-

「とにかく冬に温かい家にしたい」というご相談を多くいただきます。今回は熱や冷気の伝わりを抑える役割をしている「断熱材」についての基礎知識をご説明いたします。


断熱材の種類

・無機繊維系(グラスウール)

ガラスを高温で溶かして繊維化したもの。断熱性・吸音性に優れ、安価で施工も容易。木造住宅で一般的に使用され、充填工法に多く使われる。

・発泡プラスチック系(硬質ウレタンフォーム、フェノールホーム)

樹脂を発泡させてボード状に成形したものや、現場吹き付け施工のものもあり、いずれも高性能な素材といえる。

施工方法

・外張り断熱工法

柱の外側に断熱材を取り付ける方法。断熱性能が高く、結露が発生しにくい。費用が割高。

・充填断熱工法

柱と柱の間に断熱材を入れる方法。施工面積が減り費用が安価。結露対策を行う必要がある。



 断熱の質は、断熱材の値段ではなく、断熱材の性能や厚さ、施工の精度が重要です。温かい家づくりをお考えの方は、伊藤工務店(TEL:75-2117)までお問い合わせ下さい。