恵比寿で1位Meilong美容鍼灸『爪2』
こんにちは、上遠野です
本日は前回に続きまして、疾患に関わる危険信号が出ている爪の種類をお話し致します。
疾患に関わる注意したい爪の状態
爪の状態によっては何かしらの疾患に関わっているケースがあります。
特に注意したい爪の状態として次の3つが挙げられます。
爪が反る
反っている爪を匙状爪、あるいはスプーン爪などと呼びます。
これは鉄欠乏貧血によって起こるものです。
また、アルカリ性の薬物を使う機会のある場合や、手先に圧迫のかかるような職業の場合にも起こります。
赤ちゃんの爪が反っていることがありますが、これは特に問題ありません。
赤ちゃんの爪は薄いため、反ってしまうことは珍しくないのです。
大人のスプーン状爪で、貧血傾向のある方は、医師に相談しましょう。
スプーン状爪を治すためには食生活の改善が必要です。
貧血改善のために食べ物をしっかりとることで、爪も治っていきます。
巻き爪・陥入爪
爪の両端が皮膚に食い込んでしまうのが巻き爪ですが、周囲が赤く腫れて血が出てきた状態になったものを陥入爪(かんにゅうそう)と呼びます。
足の親指に見られることが多く、ひどくなると爪の横に肉芽がでて、靴も履けなくなり痛くて歩けなくなります。
巻き爪や陥入爪の原因には、特に先の細いものなど、足にあっていない靴を長時間履くことや、深爪、長時間の立ち仕事、足の指に負担がかかり過ぎていることなどがあります。
巻き爪や陥入爪を防ぐためにも、出来るだけ自分の足に合った靴を履いて足の指に負担がかからないようにしましょう。
長時間立っていても負担にならないように、インソールなどを利用するのもオススメですよ。
爪がどんぐりのように膨らんできた
指の第一関節と第二関節を折り曲げて、左右の爪を合わせてみてください。
爪の根元の部分にひし形のすき間ができますよね?
しかし爪が膨らんですき間ができない、どんぐりのような指先になってきたら要注意。
ばち状指といって、肺がんや心臓の病気など深刻な病を患っている可能性があるサインだといいます。
徐々に膨らんでくるといいますので、何か異変を感じたらできるだけ早く病院へ行き、診察を受けたいですね。
以上、放置したくない爪の異変をまとめてみました。
意外にも爪は健康のバロメーター(@Д@;)様々な病気のサインが現れます。
・爪に線が入る場合は栄養不足や不規則な生活が原因
・「爪が反る」「陥入爪」「爪が膨らむ」といった症状が出た場合には、怖い疾患の可能性もあるので注意が必要!
爪のケアに熱心ではない夫や彼の指先にも注目して、変化に一早く気付いてあげたいですね。