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「Deutsche Wiegenlieder」「Alte und neue Kinderlieder」

2019.02.21 09:08

人によって違うとは思うのですけれど、意識しないで歌を口ずさむことが多いのは、楽しい時と言うよりも、何か単調な作業をしている時でしょうか。散歩しているときなどもそうですよね。

きっと自分の中のその動きのリズムから、何か音楽の原型のようなものが生まれて、それが自然と口から出ていく、そんな形があると思うのですけれど、最近自分がよく歌を口ずさむのは、子どもをあやしているときです。

子どもを抱きながらあやしていると、誰からそういう風に教わったわけでもないのに、いつの間にか何だかへんてこな歌を歌っている…。結構、誰にでもあることじゃないでしょうか?

そんな時に、この即興の変な歌を延々と続けても良いのですけれど、何か少しくらい、子どもの歌を、子守唄を知っているのも、良いんだけどなあ、なんて、度々思っています。

そこで実用的な本を…、と紹介するのも良いのですが、もう少し当店らしい本を、と思いまして、こちらはドイツの古い子守唄の本「Deutsche Wiegenlieder」です。

元版は1909年の本ですがこちらは1977年の復刻版です。

そのタイトルの通り、ドイツの古い子守唄を集めた本ですが、文字や楽譜のデザイン、添えられているイラストもクラシックで良いですね。

もう1冊は先日グリーナウェイのものを紹介させて頂いた「Die bibliophilen Taschenbucher」のシリーズの「Alte und neue Kinderlieder」(古い子どもの歌と新しい子どもの歌)です。こちらは楽譜よりもイラストと詞が主体になっている本で、また違った雰囲気のある、美しい本です。

ご家庭にピアノなどがある方は譜面台や、楽譜を入れている本棚などに、一冊、こう言った本を並べて置くのも、素敵ですよね。

楽譜入りの絵本は個人的にとても好きで、よく仕入れるので、最近は店の在庫の中にも良いものが大分集まってきました。

センダック、グラビアンスキー、リロ・フロム、アンドレ・エレ、ゲルハルト・ラールなどなど、色々なものがございますので、ぜひ御覧ください。


当店の歌の絵本はこちらです。