山茱萸(サンシュユ)
2019.02.22 03:05
漢方薬に使われる「山茱萸」は葉が開く前の早春に黄色い小さな花を咲かせることから「春黄金花(ハルコガネバナ)」と言われます。
日陰にもよく耐えて育ち、実は滋養強壮の薬になることから、江戸時代に朝鮮半島より日本に持ち込まれ、観賞用に庭園や公園などに植えられました。
秋に紅熟する果実をつけ、果実から種子を除いて乾燥した果肉が生薬の山茱萸です。
尿疾患の処方「八味地黄丸」や「牛車腎気丸」に使われます。
はりきゅうanby治療院