京の奥座敷、貴船神社へ
祇園四条から京阪本線・叡山電鉄と乗り継ぎ、
1時間以上かけて『貴船神社』へ。
『貴船』は、古くは『氣生根』と表記されていた。
御祭神は、龗神(おかみのかみ)、水を司る神様である。
そういえば、貴船と聞いて、納涼川床を思い出す人も多いかも知れない。
実を言えば、私の目的は、
納涼とは対極にある(笑)、『積雪日限定ライトアップ』を見たかったから。
1月中頃から2月末の土曜日、しかも積雪がないと行われないというライトアップ。
それが見たくて土曜日に来たのだが、雪はちらとも降っていない。。。
ならばせめて、春日灯籠に灯が点った景色が見たくて夕方に訪れたものの、
それでもまだ日没には早かった。
水の神様だけに、おみくじも水占。
一見、白紙のようなおみくじを水面に浮かべると、文字が浮かび上がってくる。
私も引いてみると、久しぶりに『大吉』が出た。
『願望』は、『万事望みのまま』らしい。
いやいや、この直後に、HYDE の Zepp Tokyo Anniversary LIVEのチケット、落選したし。
御朱印は、そんなに熱心ではないが、機会があれば頂いてくる。
せっかく京の奥座敷と呼ばれる貴船神社まで参ったのだから、
もちろん今回は御朱印を頂いてきた。
(画像は貴船神社のサイトより)
できればこの景色を見たかったけれど、今回は諦めざるを得なかった。
もっと暗くなれば、それなりに幽玄の世界を垣間見ることが出来たかもしれないが、
ここ『貴船神社』は丑の刻参りのメッカでもある。
ライトアップがなければ、
日が落ちたあとの真っ暗な神社は怖いだろう。
なにより、最寄り駅の『貴船口』へ行く終バスが17時なのだ。
名残惜しいが、終バスに間に合うように『貴船神社』を後にした。
(ところで、終バスは満員御礼。
私はなんとか乗れたものの、かなりの人が乗れなかった。
駅までは、街灯もない山道を歩いて30分弱。臨時バスとかなかったのだろうか?)