【bacho/LOSTAGEスプリット『HOMETOWN E.P.』インタビュー】3 – Foolish
五味:「歌詞の書き方ってさ。その10何年、20年近くやってるやん?」
北畑:「はい。」
五味:「その最初期、と何か変わった?」
北畑:「あー。」
五味:「曲の作り方とかでもいいけど。」
北畑:「まあ、ほぼほぼ変わってない、かな。」
五味:「同じようにやってる?」
北畑:「同じようにやってる・・・まあ、でも、趣味は変わってますよね。その、やり方は一緒なんやけど、どういう価値が書きたくてみたいなんは、変わりましたね。」
五味:「何か多分、年齢経て、さ。自分の生活、仕事変わったり、家族が増えたりとか。そういうので多分、劇的じゃないかもしれんけど、行間から滲みでる・・・あるやんか。」
北畑:「あります。あります。」
五味:「人となりというか。そういうのやっぱ、どんどん変わっていってんのやろなって。まあ、自分の、読み比べてても思うし。昔のと。人のやつとかでも何か、あ、なるほどな。そういう風に大人に・・・大人にっていうか、とっくの昔に大人になってるんですけど。何か、変わっていってるんやろなって。
いい年の取り方してないとやっぱ、曲と歌詞よくならないと思うんすよ。それも、キャリアも同じぐらいってのもあって。見てたり、聴いたりして何か。いいなあと思って。ゆってることおっさんくさいすけど。」
北畑:「ふふふ。」
五味:「何かね、感慨深かったというか。」
―うーん。
五味:「色々あったんやろなあって。」
二人:「はははははははは。」
北畑:「やっぱ色々ありますよ。」
―ちょうど、五味さんが以前、自分の歌い方と歌詞の作り方が変わってきたっておっしゃってたのを見かけて。
五味:「結構ね、昔は歌詞の意味とかより、歌ったときの言葉のインパクトとか、音のアクセントとかを優先してたとゆうか。意味より何か、音の、言葉の音の強さを選んでたんすけど、歌詞書くときに。だんだんやっぱりその、音と一緒に入ってくる意味とか、そん時の感動ていうか。人の耳から入ってきてこう、何て言うんすかね・・・感じるそのハートの中に入っていける、強さみたいなのが言葉の意味を纏ってないと、ちょっと弱いな、と。言葉の音とか強くても。で、何かもうちょっと意味のある、言葉の使い方をしたいなって思うように。どんどん。
メンバーが3人になって、から・・・かな。多分そういう風になったんて。昔はもう4人で、めちゃめちゃ音、でかかったらいいやって。大きさで勝負する、みたいな感じやって。」
北畑:「ふふふ。」
五味:「3人になった時、一回それ無くなって。で、その、3人で出せる音の強さで、聴く人の中にどこまで入っていけるかみたいなんを考えたときに、言葉の意味が弱いと、何か届かへんなってゆうのが結構あったんすよ。で、そっからちょっと、変わりましたね。書き方。
ま、単純にこう自分の作ってるもん、もともとあんま自信なかったんで。それにこう自信を持てるようなそれなりのキャリアも積んできて、持てるようになってきたってことかもしれないですけど。」
―五味さんが過去にSNSか何かで、『私』と『僕』と『俺』という一人称の使い方で範囲が違うって話をされてたのを見かけたんですけど、今お話しになった心の中に入れるかという話と通じるものがあるのかなって。
五味:「そうすね。そんなことも昔は考えてなかったけど、一人称を何て言うか。『私』っていうのと『俺』っていうんやったらやっぱり、その・・・何て言うんすか。こう自分を表現するときの、範囲がやっぱ『私』ってちょっと余所行きというか。相手が介入してくる余裕もあるけど、『俺』って言ったらもっとぎゅっとしてる、真ん中にある、だけになったりするじゃないすか。そういうの使い分けたりとか。言葉の言い回しとかも、昔はそんなに意識してなかったですけど。それってもう、文章書くときとかもそうですけど。
例えば、手紙書くときに、仕事で送る時のメールに『俺』って書かないじゃないすか、絶対に。でも、欽也くんに送る手紙やったら、俺、今日何々してみたいなこと書けるじゃないすか。そういうこととかも、何かやってて段々、変わってきたというか。
やっぱ、相手がいて、変わるんすよね。その、自分のこと何て言うかとか、自分はどう思ってるかとか。言い方も考え方も。相手が、あるから変わるんであって。ま、自分しかいなかったら、別になんて言っても一緒なんすよ。音楽でも、聴いてくれる人がいるから、その人に聴いてもらう前提で作るから。言い方はどんどん変わってくるんすよ。
聴いてくれるお客さん、増えたり減ったり、まあ、年齢層が変わったりとか。今まで、20年近くやってきたら、その都度その都度違いましたけど。やっぱ、そん時そん時聴いてくれる人がいるんで。その人に聴いてもらって、音楽を、同じ音楽を楽しめるように、自分は歌詞を書いたりとか、曲を作ったりとかするっていうのを考えるようになった。ここ10年・・・。昔はもう、自分のことしか考えてなかったっすよ。」
二人:「ふふふふふ。(笑)」
五味:「(笑) ものすごく雑やったというか。今思えばですけど。そんときはそれでいいと思ってたんですけど。聴かれないと音楽って成立しないじゃないすか。やと、思うんすよ。まあ、そうじゃない人ももちろんいますよ。自分が良ければいいって人もいるし。その、強さもあると思うんすけど。今、僕らがやろうとしてることって、そういうことじゃないから。
ただでもその、誰にでも、聴いてもらっていいよ、とか。誰にでも入ってこいよ、みたいな感じでもないんすよ、やっぱり。テレビに流して、お茶の間で、老若男女いいっていう。そういう音楽やりたい訳でもないし。それ自体の良さはありますよ、もちろん。あるけど、じゃ、自分が伝えたい相手の顔ってどんな顔なんやろ、とか。どういう生活してる人なんや、とか。ていうのはやっぱ考えながら、今、作ったり、売ることまで自分でやってるから。余計考えますね。」
―歌詞の話が出たので『Foolish』の歌詞についてなんですが、うらはらな感じというか、泣いてるけどちょっと微笑んでみてるみたいな、背中合わせのような歌詞だと思ったんですがどういう感じで作られましたか?
五味:「基本何かその、歌詞とか書くときは、白黒はっきりさせないまま終わらせるっていう。僕の好きな映画とかもそうなんすけどね。何かどっちなん?みたいな。どっちか分からんけど、なんとなくハッピーエンドみたいな、とか。まあ、グレーなものが好きなんですよ。好きやし、自分もその、そういう価値観の中で生きてるし。言い切らないまま終わらせるっていうのは、今までずっとやってきたことで。何かこれはこう、こういうもんなんでお願いします、みたいな感じにあんまできないんすよ。自分的に。」
二人:(笑)
五味:「でも、言い切った方が分かりやすいし、皆が、誰にでも分かるものになり得るというか。そういう感じも分かるんすけど。まあ、ぼんやりさせときたいなっていう。多分、ほとんどの、世の中にあるほとんどのもんがグレーやと思ってるんで。だから、笑いながら泣いてるみたいなっていう、笑ってもないし、泣いてもない間みたいなのを。雰囲気を出せたらいいなっていうのはまあ、多分書いてるとき・・・まあ、結構、ずっとそうなんで。意識はしてないですけど。どっちのあれも置いときたい、みたいな。
言い切る強さみたいなのほしいですけどね、たまに。ほしいけど、僕、性格的にやっぱそういう・・・。」
北畑:「ふふふふふふ。」
五味:「どっちでもええやんみたいな、どっちもあるしなっていう。」
―『Foolish』の始まりの部分が、パイプオルガンみたいな教会っぽいイメージがあって、どういう音にしようと思ったんでしょうか?
五味:「始まりはね、bachoっぽくしたんすよ。」
北畑:「はははは。」
―あ、さっきおっしゃってた。
五味:「何かこう、ガーンガンって皆でやって、そっから・・・ま、そんな曲があるのかどうかも」
北畑:「あはは!」
五味:「僕のイメージです。(笑)」
北畑:(笑)
五味:「bachoのイメージがあるんすよ。bachoの、bachoやったらこうするかもな、みたいな。あん時、スタジオで3人で。あの曲、後半は8ビートずっと続くから。頭だけがまぁ、ゆったら取って付けた感じになってるかもしれないすけど。あれ結構僕ら・・・bachoの曲から流れてくるでしょ。スプリットやから。」
北畑:「確かに。」
五味:「その流れの橋渡し的な、ブリッジじゃないけど。だから、あそこで変わりたいなと思ってたんすよ、曲順を。曲順、僕、この曲順にしたいなっていうのがあったんすけど。その、bachoの曲から僕らの曲いくときにあっちの曲先あって、というのが何となく頭にあって。こういう流れでっていうのがあって。何か、bachoからLOSTAGEへのイントロダクションみたいな、イメージですね。」
北畑:「なるほど。」
五味:「勝手に僕が思ってるだけですよ。」
―じゃあ、割と『Foolish』はbachoを意識しながらの・・・
五味:「そう、最初そうやったんすけど・・・結局でもやっぱ、あんま出なかったすね。」
二人:(笑)
五味:「全然bachoちゃうな、って(笑)。」
北畑:「でも、何でもそうなりますよ。僕らも色々、最初はこういう感じ、っぽいかなーとかゆうて。でも作りよーうちにね、結局自分のあれに。(笑)」
五味:「無理やな、やっぱり。そんだけ、20年かけて作り上げてきた相手のオリジナリティ。そんな一日二日で自分のものになるわけないじゃないすか。何となくイメージは、頭の中にあったんすけど。」
北畑:「ま、結果、ええのができたらね。全然変わってもいいわけでしょ。」
五味:「でもなんか、ちょっと滲んでたらいいかな、ぐらいなんすけど。ほんまに、全然。全く同じようになってなくても。意識は、めっちゃしてたっすね。」
―『こぼれ落ちたもの』の方は、そこまで意識されてない?
五味:「逆にだから、意識して寄せるとフラットな作品になったと思うし。2曲あるから、どっちかっつったら『Foolish』って曲の方で、bacho・・・結局そこまでなってないけどまあ、bachoを考えながら色々やりつつ、『こぼれ落ちたもの』ってもう1曲の方は、どっちかっていうと自分達の最新の今のモードで。やりたいことだけやる、みたいな方に繋いでいって、出た感じでしたね。
あのリズムのパターンとかも。多分bachoとかああいうリズム絶対使わないんで。」
北畑:「そうですね。」
五味:「パキっとさせるとか。」
―うんうん。
五味:「そうなんすよ。先にでも、こうbachoっぽい曲みたいなの何曲かメンバーと合わせて、他にも、あったんすけど。何か結構男らしいギターの・・・」
二人:「はははは!」
北畑:「そんな感じかな・・・(笑)」
五味:「イメージでほんまにすすめてるけど。」
北畑:「いや、分かります、分かります。」
五味:「ここは、3拍子でこう・・・いくかなーとか。」
北畑:「あはは(笑)」
五味:「何かそう、色々考えてやってましたね。それはそれですごい面白かったし。(笑)」
北畑:「あのー、何か、五味さんが一回、今スタジオでちょっと録ってみたけどこんな感じやねん、みたいな感じで送ってきて。」
五味:「違うのやってんな。送った曲。」
北畑:「うん、でもね、でも・・・あの『こぼれ落ちたもの』のドラムの感じとかは、ああいう感じで。あれ、うわあ、これめっちゃええな、と思って。それこそ、めっちゃええの出来てきてるやんっていう・・・」
二人:「はははは(笑)」
北畑:「頑張らなっていう(笑)」
五味:「それ一応、相手を牽制しようと思って、スタジオのラフ録音送りつけたんすよ。俺らもう、ここまでいってるよっていう。そっちどうなんみたいな。あはは(笑)」
北畑:「めっちゃ良かったすよ。」
五味:「そのプロセスも見てもらった方がって。」
北畑:「でもこればっと録っただけやし、全然変えていくから、これ全然何もできてないけどなーってみたいな感じで・・・。」
五味:「あははははは!」
北畑:「え、もう、大体いけとーやん、最後まで、みたいな。」
五味:「はっはは。」
―(笑)
北畑:「めっちゃ牽制されてたんすよ。」
五味:「面白かったな。」
北畑:「で、結構このタイミングでLOSTAGEとのスプリットは自分の中ででかいなって、色んなこと聞きながら思いましたね。次、アルバム作ろうと思ってるんすけど・・・」
五味:「うん。」
北畑:「なんか、すげー色々、高まりましたね。アルバムへ。」
五味:「だから俺、多分次のアルバムでさ、ギターとベースと歌だけんなって、ドラム、タタターンって・・・」
二人:「あはははは!」
五味:「入れる可能性あるわ(笑)。」
二人:(笑)
北畑:「あ、でもでもまあ、そういうことやもんな。そっから実際そういう違うものになってたりするねんけど、でも何か曲、またかっこええのいっぱい作ったろかなーって。LOSTAGEのスプリット、録ったときもいっぱい聴いたけど、まあ出て、あらためてずーっと聴きながら、これ多分、かなりいいタイミングやったなーと。後で思うんやろなっていう。いい感じの、音楽面白いなあっていう。LOSTAGEが自分に無いものとか、めちゃくちゃあるから。」
五味:「ま、お互いね。」
北畑:「それを、何か、目指すっていうか。そういうのも、すごい影響されるし。これから、やるぞ、みたいな。もっといい曲書いたるみたいな。すごい、単純にポジティブに、音楽いくぜっていう。気持ちになりましたね。」
五味:「これが目的で・・・もちろん、その出すの目標にしてずっとやってきたけど、ずーっとお互いバンドやってきて、多分これからもずっとやっていくんですよ。多分ね。だから、ま、通過点でもあるから。これが、プラスにね、なって。次、お互い作る何か単独の作品とかに、活きるようなものになってたら、ま、最高ですけどね。」
五味:「僕も。でも俺も、ほんまもうアルバム、ちょっと作りたい・・・。夏以降ちょっと、ライブやめようかな。」
北畑:「ふはははは!」
―(笑)
五味:「な、感じになってるから。ほんまに良かったな、と思います。」
北畑:「いい、かなりモチベーション上がりましたね。もちろん、全然低かったわけじゃないんすけど、アルバムは絶対出すっていう、次アルバムやーって思ってたけど。その前にこれで、ほんまにいい燃料を注がれたっていう、自分で思うんすわ。ほんまに。」
五味:「楽しいね。楽しかったすね、ほんと。すごい作ってて。」
北畑:「そうですね。」
―聴いてる側も、多分、二つのバンドの次がすごい楽しみになってるんじゃないかなと思います。
北畑:「そうですね。」
五味:「楽しみにしてくれてた感もあるもんな。見ててもな。」
北畑:「いい感じの反応ですよね。嬉しいなあ、と思って。」
五味:「買ってくれた人とか最近は、SNSとかに皆書くじゃないですか。感想とかね。どこどこで買ってきた、とか写真上げたりとか。ああいうの、ま、見るんすけど、出たらやっぱり。あー何か、すごい喜んでくれてるなあみたいな感、あるんで。何か今多分、今日もまさに、今買ってくれて聴いてくれてる人もいると思うし。何か、これからライブありますけどね。気持ちがどんどんと、あれしてる感じがする・・・。
見てる?エゴサーチとか。」
北畑:「してます。してますよ。」
ー(笑)
五味:「皆やっぱあげてるやん、写真。」
北畑:「嬉しい。」
五味:「やっぱジャケットのインパクトが。」
北畑:「そうっすね。」
五味:「あれがばーって並んでるインスタグラムとか見たら、何か気持ちいい。」
北畑:「そうすね。」
ーあのジャケットは特にコンセプトとかはお願いしなかったんですか?
五味:「今回ね、あれですよね。やってもらいたい人いたんすけど、その人がまあ、連絡がつかずというか。その結局、やってもらうのは無理、みたいな感じになったから。その人はお互いのバンドを昔からよく知ってる人で。その人無理なんやったらもう…めちゃ知ってる人か、もう、どっちのバンドも全然知らん人かのどっちかにしようと。中途半端に僕とかがやると、何かバランス…ほんまに対等のフラットな感じでやりたいから。」
北畑:「なるほど。」
五味:「だから、全然知らん人か知ってる人ってゆうので、知ってる人もう、選択肢なくなったから。全然知らん人で探そうってなったとき、たまたま僕が東京に自分のイラストの展示で行ってたときに、近くの東京のギャラリーで面白い展示がやってるらしいって友達のバンドに聞いて。で、そん時誰にやってもらうかまだ決まってなかったんで。一回じゃあ、ちょうど今やってもらえる人探してるから見に行ってみるってなって、bachoのレーベルcosmicnoteの宇宙さんに声かけて。bachoは姫路に居るんで、東京までこれないじゃないですか。なんで、一緒に見に行きましょうって言って、二人でイラスト見に行ったらその描いてる人いて。何かすごいいい感じの人で、作ってるもんもすごい良かったんすよ。で、ちょっと頼んでみようかってなって。お願いしたら、その場でやってくれるってなって。」
北畑:「へえ。」
五味:「まあ、その、単純にモノが良かったからですね。あと、宇宙さんと僕が一緒にいけるタイミングが合ったから。だから、今までどっちのバンドとも全く交流とか無かったんすけど。結果的に、すごくいいモノを作ってもらって。」
北畑:「いいジャケットですよね。」
五味:「うん。めっちゃかっこよかった。」
北畑:「五味さんのその思惑も全然知らへんから。ほんまに作品として・・・何ていうん。」
五味:「そうそう、独立したっていう。だからあの、文字とかも入れんのやめようっていって。その人の作品が見えるだけに。レコードもそうなんですけど。」
―なるほど。
五味:「あの人の絵が、一番生きる感じの。並べたときに綺麗な感じにしようって。bacho、LOSTAGEとか入れてもいいんですけど。スプリットやから。でもやっぱそれは、その、作品として見てもらえるように。その人にとってもメリットあるし。僕らは音楽を、ただ同じように作って入ってるっていう。一応曲聴いてもらって、こういうテーマなんですって言って。一林さんから色んなデザイン案の提案があったんや。」
北畑:「ああ、あったんですか?」
五味:「なんかホームタウンっていう、温かい街のイメージのとか。3つくらいあって。あと、いっぱい人が出てくるみたいなやつとか。何かがっつり二人が戦ってるみたいなのと。で、どうします?ってなって、宇宙さんと現場でその人の作品色々見たから、あの人の作風やったらこれが一番はまるなって。で、こういう感じでやってくださいって言って、やってもらったんすけど。
あの、戦ってる感じも。別に僕ら戦ってないですけど、ま、どっかで戦ってるんですよ。で、あのポップな感じで、がっちりやってます感みたいなのは出ててすごいいいなあって。」
北畑:「そうすね。結構五味さん、偶然の割には・・・ま、現実にできたものがすべてなんですけど。やっぱこれしかなかったなって。ははははは(笑)」
五味:「あはは。はまりが良かった。」
北畑:「あはは、そういう感じになってくるんすよね。」
五味:「結局、今まで自分が出したアルバムとか、人が作ったものとか見てても、こうなって、こうなって、これが出来たけど、その後皆が見て、こう思って、こう思ってっていう方がやっぱ、何ていうんすか・・・その作品にとっては大事というか。そこまでどうやったかっていうのはもちろん、ありきのもんなんすけど、その出来上がったものが紡いでいくストーリーみたいなんてやっぱ、それぞれにあるんで。ま、何か、今どんどん後付けで良くなっていってる。」
北畑:「そうやね。」
[SPECIAL INTERVIEW 3:KINYA KITAHATA × TAKAHISA GOMI]
............................................................................... to be continued
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1.No Memories / bacho
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■ 2019年2月27日(水) 渋谷 CLUB QUATTRO
『bacho/LOSTAGE “HOMETOWN TOUR 2019”』
bacho
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ADV 3000yen+1d / DOOR 3500yen+1d