Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編82』

2019.02.22 23:00

直人が指定した公園に長身で彫りが深い顔の男が現れた。



通勤中のOLが男とすれ違う度に振り返るほどのイケメンだが、表情は固く冷たい印象を受ける。



男が直人の前に立った。



「どこかカフェに行きますか?」



「いえ、ここで」



男に笑顔はない。



直人から先にベンチに座った。



少し感覚を開けて男が座る。



「保育園見学の時はあまり話す機会もなかったから、初対面みたいなものですね」



「碧です」



「直人です」



「あなたはわざわざ名乗らなくても、誰もが知ってる有名人です」



言葉は選んでいるようで丁寧だが、氷のように冷たい視線を直人に向ける。



「…そして、僕の大切な婚約者を奪った人だ」



つづく