最後に帰れる場所
こんにちは。
春を感じ始めてきた阿賀町公営塾 黎明学舎です。
ちょいと今日はなんだか思ったことをつらつらと書いてみたくなりました。
最後に帰れる場所があるということ
世の中には色んな職業があって、仕事があって、会社があって、そのどれを選んでもそれは自分の自由であって、けれど組織には組織の目的があって制約があって、それに従わないといけないという不自由さもある。
しかしその不自由さがあることで、ある程度居場所が保証され、身分が保証され、保険や税金の煩わしさから解放され、信用を得られ、クレジットカードが作れたり、家を借りれたりする。
どんな生き方、働き方を選んでもその人の自由だ。
その自由というものに自分自身が納得していたらそれは幸福だと思う。
もしその幸福が苦痛に変わった時、その苦痛を我慢して続けるのもひとつだし、勇気を出して未知の世界に飛び込んでいくのもひとつ。
その先には鬼がいるかもしれないし、甘い蜜があるかもしれない。
それは飛び込んだ人にしか分からない。もしかしたら、甘い蜜を独占できるかもしれない。だからファーストペンギンという言葉が生まれたのだろう。
人生はいつどうなるか分からない。そして有限だ。
若いうちにしか出来ないことは確かにある。高校生というブランドは三年間しか使えない。だからこそ、心にモヤモヤを抱えたまま生きることは辛いのかもしれない。
いや、そう言われても飛び込むのは怖い。地位も名称もお金も信用も、全て失うかもしれない。
死ぬことはない、とか言われても怖いものは怖い。
そんな時、勇気をくれるのは「全て失っても帰る場所があること」ではないだろうか。
全てを失って、自己を肯定するものが何も無くなって、周りから見放されたとしても帰れる場所があるだけで勇気が出るし、頑張ろうと覚悟が決まる。
そんな場所を皆さんとつくっていきたい。子供たち含め誰かの挑戦を応援できる社会をつくっていきたい。
そのために今日もがんばります。
challenge change chance