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RELATIVITY

カルシウム

2019.02.23 12:37

〈前置き〉

あなたは1日でどのくらいのカルシウムを摂取しているか把握していますか?自分の必要となるカルシウム量をわかっていますか?


カルシウムやカリウム、マグネシウムと言った電解質は過剰摂取することも摂取不足も体にはよくありません。

しかし、人間の体はうまくできているので、電解質な日々体の中でコントロールしあって摂取が少ない時には貯金を使い、多い時には貯金に回しています。


カルシウムは大部分が骨格に存在し、骨の形成、維持、修復などに必須の役割を果たすほか、神経の興奮伝導、筋収縮、内・外分泌腺の分泌機能調節、血液凝固など様々な生理学的過程に関与している。


ではここでは、積極的にカルシウムを摂るべき人たちがどのような人なのかを紹介します。


①低カルシウム血症に起因する次記症候の改善:テタニー、テタニー関連症状。

②次記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給:骨粗鬆症、骨軟化症。

③発育期におけるカルシウム補給。

④妊娠時・授乳時におけるカルシウム補給

⑤尿管結石が出来やすい人


●カルシウムを摂取するにあたっては以下の薬を使用している人は注意してください。


・活性型ビタミンD3製剤(骨粗鬆症薬)

→腸管からのカルシウム 吸収を促進します。


・ジギタリス製剤(心不全治療薬)

→薬の作用が強く出ます。


・ビスホスホネート系製剤(骨粗鬆症薬)

・テトラサイクリン系抗菌剤(抗生物質)

・ニューキノロン系抗菌薬(抗生物質)

→薬の効きが悪くなります。


《総括》

カルシウムは年齢やタイミングで必要な量が変化します。カルシウムは食べ物にも多く含まれていますので、牛乳や魚を積極的に摂取できている人は、特段補う必要はありませんが、摂取不足が疑われる上記の方々は積極的に摂りましょう。