雅央、稲村の奮起で杉浦軍がフーリガンズを解散に追いやる!HAYATAはYO-HEYを裏切り再びRATEL'Sへ!
2月24日 NOAH「Navig. For The Progress 2019」後楽園ホール 1182人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 30分1本勝負>
拳王 HAYATA ○YO-HEY 諸橋晴也(9分53秒 エビ固め)Hi69 タダスケ ×宮脇純太 岩崎孝樹
※顔面G
<第2試合 GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】小川良成 ○鈴木鼓太郎(14分46秒 エビ固め)【第35代選手権者組】大原はじめ ×熊野準
※三沢魂タイガードライバー
☆大原&熊野が2度目の防衛に失敗、小川&鼓太郎が第36代王者となる
<第3試合 30分1本勝負>
○エディ・エドワーズ(8分13秒 片エビ固め)×マサ北宮
※ボストンニーパーティー
<第4試合 杉浦軍vsフーリガンズ イリミネーションマッチ 30分1本勝負>
○杉浦貴 齋藤彰俊 井上雅央 稲村愛輝 岡田欣也(23分52秒 体固め)マイバッハ谷口 火野裕士 長井満也 ×KAZMA SAKAMOTO コーディ・ホール
※オリンピック予選スラム
①○谷口(1分03秒 片エビ固め)×岡田
※ラリアット
②○稲村(5分38秒 オーバーザ・トップロープ)×火野 ×彰俊
③○雅央(11分22秒 オーバーザ・トップロープ)×コーディ
④○稲村(15分17秒 オーバーザ・トップロープ)×長井
⑤○KAZMA(15分32秒 片エビ固め)×稲村
※トラースキック
⑥KAZMA(19分35秒 片エビ固め)×雅央
※トラースキック
⑦杉浦(22分11秒 片エビ固め)×谷口
※フランケンシュタイナー
<第5試合 30分1本勝負>
○丸藤正道 田中稔(19分52秒 パーフェクトキーロック)×清宮海斗 原田大輔
<第6試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】○中嶋勝彦 潮崎豪(19分59秒 エビ固め)【第48代選手権者組】モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※バーティカルスパイク
☆ヨネ&ストームが初防衛に失敗、中嶋&潮崎が第49代王者となる
第4試合では杉浦が負ければフーリガンズの奴隷、フーリガンズが負けたら解散がかけられたイリミネーション戦が行われ、フーリガンズが奇襲をかけると谷口がラリアットで3カウントを奪い、岡田が早々に退場してフーリガンズが先制も、彰俊が火野とエプロンでもつれ合った際に彰俊の指示で、稲村がショルダーを浴びせて彰俊&火野が両者失格となってしまう。
3vs4でフーリガンズが有利のままとなり、コーディはオリャーラリアットを狙う雅央をボルドーボムで叩きつけるも、チョークスラムを狙いは雅央はサミングで阻止してエプロンに追いやり、トップロープを跨ぐコーディを急所攻撃からOTTRで失格させ、杉浦軍が3-3のイーブンに持ち込み、フーリガンズは雅央を捕らえるにかかるが、谷口は串刺し狙いは雅央が迎撃してオリャーラリアットを浴びせ、交代した杉浦もビックブーツで続く。
稲村に交代売るも、長井がニールキック、キャプチュード、ミドルキックの連打と攻め込むが、ビックブーツ狙いを稲村がかわすとトップロープに足を引っ掛けた長井をそのまま押し出してOTTRで失格させるが、すかさずKAZMAががKAZMAがAXボンバーからトラースキックで3カウントを奪い失格させ、ミリオンダラーバスターからオリャーラリアットを狙う雅央にもトラースキックの連打を浴びせて3カウントを奪い、杉浦軍は杉浦一人となってしまう。
杉浦は谷口にアンクルホールドで捕らえるが、西永レフェリーが場外へ出されるとフーリガンズが総攻撃をかけ、谷口が刺又攻撃を狙うもKAZMAに誤爆、それでも谷口は頭突きを連発も杉浦がフランケンシュタイナーで3カウントを奪い、杉浦とKAZMAの一騎打ちとなる。
KAZMAのトラースキックを狙うが、杉浦はアンクルホールドで捕獲、ランニングニー狙いはレフェリーを盾にしたKAZMAが急所打ちから丸め込むも、キチンシンクの連打を浴びせた杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、杉浦軍が勝利、フーリガンズは解散が決定となった。
試合後に杉浦が「奴隷になんなくてよかったよ、これにてフーリガンズ、解散!」と宣告すると、マイバッハ、火野、コーディ、長井はリングを去りKAZMAだけがリングに残って、「男に、二言はねえ!
フーリガンズ、解散だ。
でもよ、お前に何がわかる?フリーの厳しさ、フーリガンズの結束
お前には分からねえよな?控室でダラダラしてるお前には理解出来ねえよな。 今日3カウント取られたけど、ギブアップ、参ったは言ってねえ
俺とシングルマッチやれ!」と一騎打ちを要求、杉浦も「おい、オレ控室でダラダラしてねえぞ
お前、けっこう熱いこと言うんだな
暇だから文体で相手してやるよ
オレ、ダラダラしてねえからな」と返答して3月10日の横浜文体での対戦が決定となった。
戦力的にもフーリガンズが有利なはずだったが、杉浦軍がOTTRルールを生かし、雅央と稲村の頑張りで勝利に繋げた。これでフーリガンズも解散となったが、火野や長井、KAZMAなど、このままNOAHから去るのは惜しい存在なことから、このままスンナリ解散となるのか、またKAZMAも継続参戦するために、何か策はあるのか・・・
第2試合で行われたGHCジュニアタッグ選手権は、バックブリーカーズが奇襲で試合開始、熊野は執拗に鼓太郎を狙ってエルボーの連打を浴びせ、リング内では大原がジョンウーなどで小川を攻め込み、ワンハンドバックブリーカーも、小川が大原の肩口を鉄柱に叩きつけると、鼓太郎が入り三沢魂が連係を狙うが、寸断した大原が風車式バックブリーカーを二人に決める。
熊野は鼓太郎をコーナーにたたきつけてからクマラリアットで続くが、鼓太郎はボディーエルボー、ピットで反撃、串刺しニーから地獄の断頭台と畳みかけて、小川が入りと三沢魂が合体タイガードライバーを決め、鼓太郎はエルボーの連打で熊野はグロッキーに追いやる。
ここで大原が入ると乱戦、熊野は鼓太郎にクマラリアットを浴びせ、大原との連係で鼓太郎の腰を集中攻撃してから、熊野がアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、大原も小川をムイビエンでセーブしようとするが小川がバックドロップで投げ、逃れた鼓太郎は熊野にファンネルを炸裂させる。
しかし三沢魂の連係をまた寸断した熊野は、鼓太郎の三沢魂ローリングエルボーを受けきってクマラリアット、ベアボトムから昇龍玄藩を連発するが、クマラリアットをエルボーで迎撃した鼓太郎はボディーエルボーからブルーディスティニー、小川のバックドロップの援護から三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後はHAYATAとYO-HEYの金髪夫婦が新王者組を祝福すると、原田とタダスケが乱入して三沢魂を襲撃するが、鼓太郎と小川は原田を排除した後で、タダスケに合体タイガードライバーを決めてKOする。
そしてYO-HEYがタダスケを羽交い絞めにしてHAYATAがスーパーキックを狙うが、HAYATAはしっかりYO-HEYの顔を確認してからYO-HEYにスーパーキックを浴びせ、鼓太郎や小川も排除し、原田と息を吹き返したタダスケも揃い、トリプルスーパーキックでYO-HEYを逆にKOする。
息を吹き返したタダスケはHAYATAに「もう1度RATEL'Sとしてやってくれるか」と意志を確認すると、HAYATAがうなずき、RATEL'Sに復帰、タダスケ&HAYATAでGHCジュニアタッグ王座に挑戦を表明した。
HAYATAもYO-HEYと寄りを戻したことでRATEL'Sが解散寸前に追いやられ、鼓太郎の思惑通りになるかと思われたが、HAYATAはYO-HEYと向かい合う立場を選択、鼓太郎のあてが外れる結果となった。
メインのGHCタッグ選手権は、当初は小峠&エドワーズが挑戦するはずだったが、小峠がシリーズ中に左肩を脱臼したため欠場となり、元王者の中嶋&潮崎が挑戦に名乗りを挙げた。
序盤から中嶋組はファンキーバスターズを分断して、ヨネを捕らえ、潮崎がゴーフラッシャーを決めるが、突進はヨネがロケットキックで迎撃し、ストームに変わってショルダー、中嶋には串刺しウデラリアット、潮崎に低空クロスボディー、逆水平の連打も、潮崎はマシンガンチョップで逆襲、丸め込んでからブレーンバスターで投げる。
中嶋に代わり、ストームと打撃戦となるが、中嶋がミドルキックから突進はストームがスパインバスターで叩きつけると、ヨネに代わり串刺しラリアットの連打、クロスチョップ、胸板へローキックを連打を浴びせるが、ラリアットは中嶋が低空ドロップキックで迎撃し、延髄斬りから潮崎が入り、逆水平とミドルキックのサンドバックタイムから、トラースキック&フィッシャーマンズバスターの合体技を決める。
中嶋のトラースキックの連打は受けきったヨネがラリアットを浴びせてからストームに代わり、トレイン攻撃から連係も、中嶋は突進するストームをレッグシザースでターンバックルへ倒してから顎への蹴り上げ、スリーパーで絞めあげる。
中嶋は前後からのサッカーボールキックからバーティカルスパイクを狙うが、ストームが垂直落下式ブレーンバスターを連発し、ヨネが潮崎を脇固めでセーブしている間に、ストームが中嶋に50cmウデラリアット炸裂させ、ヨネが入ってファンキーバスターボムを狙いは潮崎が阻止も、ファンキーパワーズは潮崎にファンキーバスターボムを決めて排除する。
ストームは中嶋にパワーボムからハーフネルソン式フェースバスターを決め、50cmウデラリアットを狙うが、かわした中嶋がハイキックからランニングローキックを浴びせ、最後はバーティカルスパイクで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後には第3試合で北宮を降したエドワーズが北宮とのコンビで挑戦表明し、3月10日の横浜文体大会での選手権が決定となった。
またセミのGHCヘビー&ジュニアの前哨戦は、丸藤が稔共に清宮の左腕を狙い撃ちにしてリードを奪い、最後も清宮のタイガースープレックス狙いを丸藤がキーロックで切り返し、そのまま回転して絞めあげる新技パーフェクトキーロックでギブアップを奪い前哨戦を制した。