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大切な人の死に直面したとき

2019.02.24 00:27


今月初めにわたしの 恩師が亡くなりました。まだ69歳でした。

先月末、先生が 電話をくださり、「もう無理かもしれない。ずっと意識がなくて。 この間、電話した時から 全く記憶がない。でも 石田さんに会えて良かった。今なら  話せるから聞きたいことない?」とおっしゃりました。


わたしは、「先生が居たから、学ぶことや 素直さ、諦めないことを、より大切にして来れました。だから、わたしのために死なないで下さい。」と 話しました。

すると先生は、「わたしは石田さんに話したいことがある。前に、石田さんが ヒントをくれたことを、ようやく思い出せたよ。本当に ありがとうね。」と。

そして、「また 良くなったら、必ず 電話するから。いつも気にかけてくれて、本当にありがとう。」と。

これが亡くなる2日前でした。


いつも意識が戻ると、まず、お電話を下さっていました。

訃報を聞いてから ずっと 泣けませんでした。

主人も わたしがその先生をとても慕っていたのを 知っていますから、主人は ずっと 何も言わず、そばにいてくれました。

そして 徐々に もうこの世にいない。もう会えないと  ようやく 実感が湧き、涙が止まらなくなりました。

それでもオン オフは しっかり出来ていて、仕事中や 家族の前では落ち着いています。

ただ、今、セミナーに向かう 小田急線の中なのですが、この写真を見たら、もうどうしても 涙が 溢れそうになりました。

悲しいというより、愛に導かれていることや、同じ思いで 日々 精進している仲間がいることが 幸せだと感じています。

先生が  これまでわたしを 導いてくれたことを、また今、違う仲間たちのもとで導いていただき、力強い 縁に 感謝しています。


まだ生きたかった方の命を 生きている人が 引き継ぎ、大切に 生きていく。

そう わたしが 思えたのは、先生のおかげです。

ありがとうございます。