特別編:田端の「ポム」に何度も行ってみた
アオ・カオソーイ!(カオソーイください!)
今回は特別編。36カオソーイで紹介した、田端の「ポム タイ料理」に繰り返し訪れています。
昨年11月まで私は田端のおとなり、駒込に住んでいました。どちらも山手線の駅としては地味な印象がありますが、交通至便で住みやすく、とても気に入っていました。そんなエリアに燦然と輝くタイ料理屋があります。それが「ポム タイ料理」です。
シェフのポムさんは、タイ南部の出身。タイ大使館で料理の腕をふるっていたというキャリアをお持ちです。田端はオフィス街もなく住宅街がメインの街なので、夜行くとだいたい空いています。私が一番乗りなこともしばしば。そんなときは、シェフ・ポムさんは客席の椅子にちょこんと腰掛け、テレビを見たり、ホール担当の姉妹のポムさんと談笑していることがあります。「こんばんは~」とお店のドアを開けると、「いらっしゃいませ~」と厨房へ戻り、注文にそなえてくれるのが大好きです。そして、お会計のときにも手が空いていれば出てきてくれて、感想を聞いてくれたりします。
おなじみの「カオソーイ」。ポムさんのカオソーイ、何度口にしたか知れません。
パッタイは酸味がきいています。これはおいしい!
ガパオライスは辛さおさえめ。
南部料理店の真骨頂、ケーン・マッサマン。
タイは南北に長い国。南と北で食文化が異なるのは、日本も同じですね。マイルドな味わいの北部タイ料理と比べ、南部料理はビリリと辛いのが特徴です。さらに、白身魚のすり身をカレー味にして蒸したホーモック・クロックを東京で食べられるお店は、かなり貴重なようですよ。
知る人ぞ知る、タイ料理の名店。ぜひ皆さまも訪れてみてください。そしてぜひ、写真付きで感想をお寄せください!
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