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Emptiness

2019.02.24 13:27

小規模、末端、アンダーグラウンドな劇団の活動には少なからず数年単位で、やってくる空虚感がある。


やり始めた時、無意味な事、無駄な事も全く考えず、「演(や)りたい」を駆け抜けるように演る旬な時期は、やがて姿を形づけようとするようになる。


同じ事を5年も10年も続けて行けば飽きも来るし、見栄えや、景色を変えようと、上げようと、守ろうとしたりする。


その頃になると無意味に感じたり、無駄に感じたりするものも、歳を取り、年月を重ねて虚しさに変わっていく。


そこで分かれ道となるだ….。(早い遅いはあるが…)


大切なのは…


無駄な事を無駄だと思わず演り続ける旬な時期を過ぎた後、


無駄だと解っていても、演り続けたいと想うかだ。


やめたくなる理由や言い訳など今まで散々聞いてきたし聞き飽きた。






……無意味、無駄、虚無、空虚の先、旬な時期を過ぎた跡に、アマチュア演劇の本質があると思います。


演れる時に、演れる事を、演れるだけの事を、演る。


座右の銘です。