Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編83』

2019.02.24 22:30

「大切な人に、君は何をした?」



「なんのことですか?」



「彼女の腕に残る無数のアザのことだよ」



「どうして普段隠してあるアザのことを、あなたが知ってるんですか?」



「出会って間もないのに、もうそんなに深い関係なんだ」



「偶然目にしたんだよ。彼女の名誉のために言っとくが、君と婚約関係にある間は、彼女自身が俺とそうなる事を拒んでいる」



「当たり前です」



「あなた位の有名人なら、女性なんていくらでも選び放題でしょ?」



「人の婚約者に手を出さないでください」



「遊びなんかじゃない」



「彼女は、俺自身が心から一緒にいたいと願っている女性だ」



「一時的な同情ですよ。手に入れたらすぐに飽きるはずだ」



 「婚約者に暴力を振るう君に、そんなこと言われたくないな」



「そんな危険な男の元へ、彼女を返すわけにはいかない」



「まりあは…彼女はどう言ってるんです?」



「婚約者の俺と別れて、あなたを選ぶって、はっきりそう言ったんですか?」



「いや、君の婚約者でいるうちは、自分からそんな風には絶対に言わない」



「直人さん!お願いです、彼女に…まりあに会わせてください!」



碧は急に声を荒げた。



「僕に会ったら目が覚めるはずです!」



今までの冷たい表情は一変した。



泣きそうな目をして懇願するように直人を見つめる。



実際に大きな瞳が潤んでいる。



「いや、それはできない」



「どうしてですか?」



「君はまた彼女を侮辱し、体に傷をつけるだろう」



「あの傷は…彼女が自分でつけたんです」



「は?何言ってんだ…」



「僕に構って欲しい為に…自傷するんです」



つづく