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vanam

インド大魔王氏

2019.02.25 10:14

インド人の死生観

とてつもない命題の対談を聴きに行った。

大麻豊氏 × 楽健法の山内宥厳先生


大麻豊(おおあさゆたか)氏は、若い頃からインドをヒッピー放浪し、人生かけてインドの方。渡航回数は170回くらいかなと。自称ヒンズー教徒。インドで死にたいと仰っていて、実はもう向こうにお墓もあるという。心はもうインドにあるよう、自身の死生観もインドを舞台に思い描かれているのだろう。

インド専門旅行会社の社長で、さくらももこ夫妻をアテンドされた、そのご縁もあって、昨年の先生の死はとてもショックだったと冒頭仰っていた。「さるのこしかけ」の中にあるインド記には、もちろん大麻さんのこともその名前のインパクト!から書かれています、また改めて読んでみたいな。

まだまだ不思議と事件とハテナなインドのお話しを聞きたかった。


死にゆく時の状況について。

あーその死に方は羨ましいとか、良かったね、と思うことはできる。大麻さんは最近「very good departure 」をしたというお知り合いの死にとても感銘を受けていらっしゃった。その大変素晴らしい出発には、肉体の苦から解かれる大いなる歓びも含まれているという。

山内宥厳先生も、死は苦という人生の最後に与えられる最高の快楽だと仰っていた。


あなたはどう生きるのか、ただそこについてを問われていると感じていました。

輪廻転生がある無しの宗教的対立論議にも集中できない民族の一般的日本人のあなたはどうしますか。

わたしが寄って立つ場所、立場とはなんだろうと考え続けるのは大切である、と宥厳先生は言われました。楽健法においては、踏む方は自分のコア・中心軸を確認しながら振り子のように揺れながら疲れることなく相手を踏む、その行為が相手をも緩めていく。


哲学。



〇プロフィール:

講師 トラベル・ミトラ・ジャパン代表 

大麻 豊氏 

1947年 兵庫県生まれ。法政大学哲学科卒業後、渡印しインド放浪。(その後1年滞在しKaivalya dharma大学卒)日印サルボダヤ交友青年部。市民ヨーガアソシエーション設立。その後またインドを放浪し現地人との交流を深める。渡印歴130回以上。東方学院関西教室一期生。インド文化センター担当理事(~2003年)現在は(公益社団法人)アジア協会アジア友の会常任理事。ヨーガ情報ステーション代表。トラベルミトラ代表として、インドの魅力を伝え続け、「インド大魔王」とインド通の人々から親しまれ頼りにされる存在。