世界一の唎酒師による日本酒セミナーとフレンチの週末
汐留にあるコンラッド東京でヘッドソムリエとして勤務のかたわら、世界の唎酒師コンクールで優勝経験を持ち、現在はレストランマネージャーの北原康行さん。
レストランコラージュにて、北原さんから日本酒の知識を学びながら、フレンチと日本酒の新しいマリアージュを楽しんできました。
***メニュー***
菊芋のエスプーマ 栗とアールグレイ
フォアグラと鯖、キントア豚のテリーヌ マスタードと金柑
真鯛のポワレ 牛蒡と下仁田葱
ビュルゴー家シャラン鴨のロティ 南高梅とビーツ
ムースオショコラ 苺と山椒
紅茶(またはコーヒー)
***日本酒***
白瀧酒造 上善如水(スパークリングサケ) 新潟県
大七 生酛(純米) 福島県
北雪酒造 越淡麗(純米大吟醸) 新潟県
醸人九平治 別誂(純米大吟醸) 愛知県
達磨正宗 熟成三年(普通酒) 岐阜県
一品ひとしな、相性の良い日本酒といただきました。
北原さんの解説がこれまた丁寧。
日本酒とお料理の説明にとどまらず、日本酒の輸出総額の推移、日本酒ならではの特長・特性、料理との相性や酒質や雰囲気に合わせた酒器選び…。
酒ペアリングの留意点、日本酒テイスティングテクニック、エリアやタイプ別の日本酒の楽しみ方etc.
それらをご自身の経験に基づいてお話されるので、メモを取りつつ。
かつ伝筆しながら。
お料理と日本酒を楽しみながら。
忙しくて楽しくて、うれしい悲鳴!
同じテーブルのみなさん、異色の顔ぶれでした。
世界を股にかけパフォーマーとして活躍されているH氏、そして親しみやすい女医さん。
主催側の個性豊かな3人と、そしてわたし。
話が尽きることのない、夢のような時間でした。
コンラッド東京のレストランコラージュ、前はゴードン・ラムゼイという名前でした。
わたしの誕生日記念に訪れ、そしてその日一泊しました。
かれこれ7年くらい経ってると思います。
レストランの名前が変わった経緯やら、直接北原さんにお聞きしたりと。
懐かしのコンラッド東京、こうしてまた来られて本当にしあわせでした。
こんな美味しいお得なイベント、そうそうないですよね。
またぜひ開催してほしいものです。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。