恵比寿で1位MEILONG美容鍼灸『グルテン』
皆様こんにちは木川です
今回は「グルテン」についてお話ししたいと思います!
最近、このような症状はありませんか?
□ いつも疲れている
□ 集中力がない
□ 気分の浮き沈みが激しい
□ 下痢や便秘
□ 肌の調子が悪い
□ アトピーやアレルギーがひどくなった
□ 太りやすい など
もしかしたらそれは「グルテン」が悪さをしているのかもしれません...。
なんとなく耳にしたことのある「グルテン」とは何かご存知でしょうか?
グルテンとは小麦、大麦、ライ麦などに含まれるタンパク質の一種で、お水と混ざると粘り気が出る成分です。
小麦粉に含まれるグルテンは、パンのモチモチ感を出したり、うどんのコシを出すなど、様々な食品で使われています。
パン・うどんの他にも
・ピザ
・ホットケーキ
・クッキー
・ラーメン
・パスタ
・お好み焼き
など、小麦粉は枚挙にいとまがないほどたくさんの食品で使われています。
他にも私達日本人がよく使っているお醤油にも小麦粉が使われているんですよ!
さて、この小麦粉に含まれているグルテンは、身体に対してどのような悪さをする可能性があるのかというと…
"下痢や便秘、消化不良の原因に"
体質によってはグルテンを異物として認識してしまい、過剰に反応した免疫が腸を攻撃し、慢性的な炎症が起きてしまうことがあります。それにより消化吸収が上手くいかず、消化不良や腹痛の原因となったり、アレルギーを起こしてしまうことも…。
また身体や脳に栄養がいかないことで、疲労感や集中力の低下、気分が鬱々とするなどの症状にも繋がります。
"肥満、糖尿病になりやすい"
小麦粉にはアミロペクチンAという吸収の早い糖質が含まれていて、血糖値を急上昇させてしまいます。
急上昇した血糖値を下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが大量に分泌されることで、今度は血糖値が急降下→脳に糖分がいかなくなることで眠気やだるさを感じ、身体はまた糖分が欲しくなる→摂取すると血糖値が上昇…の悪循環となるのです。
繰り返しているとインスリンの感受性も鈍くなり、インスリンを分泌しても血中の糖分がエネルギーへ変換されずに残ってしまい、高血糖のままとなることで肥満や糖尿病の原因にもなってしまいます。
このようにインスリンの感受性が鈍くなることを「インスリン抵抗性」と言います。インスリンは男性ホルモンの産生を亢進させることから、この状態になると、卵胞の発育を妨げたり、排卵障害や着床障害を起こす可能性がでてきます。
"肌荒れやシワ、たるみは老化や紫外線だけではない"
エネルギーとして代謝されずに余った糖は、タンパク質と結びつく性質があります。
食後の血中に糖が多くあると、タンパク質と結びついて「糖化」が起こります。
この「糖化」は肌のコラーゲンを固めてしまうので、肌のハリをなくし、シワたるみ、くすみの原因となるのです。
すべての方に当てはまるわけではありませんが、身近にある食べ物がこのように悪さをしていたなんて驚きですね
東洋医学では、消化吸収・エネルギーの運搬には「脾」が深く関わっています。(「脾」についてはコチラ )
消化吸収が悪くなることで「脾」の機能が弱まると「気・血・津液(水分)・精(活力)」がしっかりと作られなくなり、身体に不調が出たり病気になりやすくなります。
小麦粉は東洋医学で「温」の性質とされており、身体を温める作用があるため、下記のようなタイプの方は摂り過ぎに注意しましょう。
身体の熱が増え、潤いが減ってしまうことにより症状が悪化してしまう場合があります。
・熱がり
・ほてりやすい
・便秘気味
・寝汗をかく
・口が渇きやすい
・冷たいものを好む
・コロコロした便が出る
また、脾の力が弱まり身体の余分な水分(湿)が溜まると、「湿」と「熱」が組み合わさって「湿熱」が生まれます。ドロドロとした痰のような湿熱は、気や血の巡りを悪くさせ、代謝を悪くし、太りやすくもさせます。皮膚表面では顔や上半身に吹き出物となって現れます。
小麦粉はほとんどの加工された食品に含まれていますので、グルテンフリーを徹底するのはとても大変です。
パンやパスタをよく召し上がっている方は、玄米とお味噌汁にするなど和食に切り替えてみましょう。そしておやつにクッキーやケーキを召し上がっている方は、小麦粉の代わりに米粉やそば粉・アーモンド粉を使って、ご自身で手作りしてみてはいかがでしょうか?
お砂糖の代わりに蜂蜜を使うなど、甘さの調節ができるので一石二鳥です。
日本ではあまり広まっていませんが、小麦粉をやめると
・健康的に体重コントロールができる
・疲れにくくなる
・肌がキレイになる
などの効果がある為、海外の有名女優さんもグルテンフリーダイエットを実践している方が増えているようです。
患者様によると、アメリカやヨーロッパ、インドでは、グルテンフリーのパンやパスタが街のスーパーでも販売されているとのことです。
アメリカのドミノピザでもグルテンフリー生地のものが選べるようになっているんですよ~!
身体の不調がグルテンによるものかどうか判断するには、まずは2~3週間、小麦粉を避けた食事をし続けてください。
その後、パンやパスタ等を食べてみることで身体へのグルテンの影響を確認することができます。
症状や体質に合わせた食事を摂りながら、グルテンフリーの生活で毎日イキイキと元気に過ごしましょう!