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恵比寿で1位MEILONG美容鍼灸「腸活」

2018.02.23 05:00

こんにちは 木川です。

 

 

最近よく「腸活」という言葉を耳にしませんか?

「腸活」とは腸内環境を整えることで、身体全体のコンディションを上げる健康法のことです。

腸内環境が整うと、便秘や下痢・冷え性・むくみの改善や美肌効果・ダイエット効果もあるということで、女性はもちろん男性からも注目されています。

東洋医学でも、腸を含む消化器全般を「脾」(ひ)と言い、とても重要な器官の一つと考えています。「脾」について詳しくはこちらのブログをご覧ください

「脾」は、食べ物から身体に必要なエネルギー(気・血・水)を作り、これらを全身に巡らせる働きをしています。このエネルギーにはもちろん、生殖機能をサポートする役目も含まれています。脾の働きが弱まると妊娠力も落ちるので当院の不妊鍼灸治療でも毎回欠かさずチェックしています。

腸活によって腸内環境を整えるということは、東洋医学の観点からみても不妊克服のための重要な第一歩となるのです。

しかし、「腸活」といっても運動方法や食べ物など様々な情報があり、何から始めたらいいかわかりませんよね。

そこで、お金もかからず手軽に始められる魔法の飲み物をご紹介したいと思います。

それは.....

 

 

 

「白湯(さゆ)」です。

 

 

「なんだ白湯かー」

「身体にいいことはなんとなく知ってるけど...」

「聞いたことはあるけどよくわからない」

など、いろんなお声があるかと思います。

ちょっと地味な話題に感じるかもしれませんが、あなどるなかれ。この記事でぜひ白湯の効果を学んで、すぐに試してみてください。

 

白湯(さゆ)の正体

白湯とは「水を沸かしただけで何もいれていない湯のこと」です。

水を沸騰させることでカルキなどの不純物がなくなり、まっさらな状態になります。

「白」は色ではなく、「潔白」などというように「何もない純粋な」という意味から、何も混ざっていないお湯を「白湯」というようになりました。

....それでもまだ「ただのお湯では…?」と思いますよね。

これが一体どのような効果があるのでしょうか。

 

消化を助けて毒素を排泄する

白湯を飲むことで身体が温まり、胃腸の働きが促進され便秘の解消になります。

身体が冷えやすく下痢をしやすい方にも効果的です。

それなら温かい飲み物なら何でもいいのでは?と思うかもしれませんが、白湯ならではの特徴があります。

おそらくお風呂でお茶やコーヒーなどで身体を洗う方はいらっしゃいませんよね?

身体の中も同じで、白湯は胃腸に溜まった未消化物を洗い流してくれる効果があるのです。

お茶やコーヒーなどは、カフェインやカテキン・ビタミンなど別の物質が入っている為、身体は排泄をする働き以外に栄養を吸収する方にも働いてしまいます。ノンカフェインの飲み物も同じです。

何も入っていない白湯を飲むことで、身体は排泄するためだけに働いてくれるので、老廃物を排泄する作用がより高まります。

 

免疫力アップ

不要なもの(毒素)が排泄されることで腸の働きが高まり、消化吸収の力がアップします。

身体に必要な「気・血・水」のエネルギーが上手に巡るようになることで妊娠力アップに繋がります。

また、身体の冷えは免疫力を低下させてしまいます。

冷えているということは血の巡りが悪いということ。

血は必要なホルモンや栄養を運ぶ役割をしています。

血の巡りが悪いとこれらがしっかりと運ばれず、ホルモンバランスが乱れたりなど様々な影響を与えてしまいます。

温かい白湯を飲むことで身体が温まり、冷えの予防にもなります。

 

ダイエット効果

白湯を飲むと内臓が温まります。

内臓の温度が1℃上がると、基礎代謝が約10~12%上がると言われており、脂肪燃焼の効率が上がり、ダイエットにも効果的です。

過度の肥満は妊娠力の低下にも深く関係しています。(詳しくはまた別のブログでご紹介しますね。)

 

眠りやすくなる

寝る前に白湯を飲むことで、熟睡できるという効果もあります。

深くぐっすり眠るために必要なことのひとつは「体温を上げる」ことです。

白湯を飲むことで体温が上がります。さらに自律神経の副交感神経が優位になり、自然と眠りにつきやすくなります。

白湯にはカフェイン等何も入っていないので、刺激がなく胃腸にも優しいですし、夜に飲んでもカロリーが気になりませんね。

 

さて、白湯の作り方ですが、非常にシンプルです。

まず、やかんにお水を入れて沸騰させます。

沸騰してきたら蓋を外してそのままゴボゴボと15分ほど沸かします。

これで出来上がりです。

蓋を外して沸かさないと、カルキが気化されず、不純物が残ってしまいます。

インドの自然医学アユールヴェーダでも、蓋を外して空気に触れさせて沸かすことで、火と水、さらに風のエネルギーも取り入れることができるといわれています。

電子レンジやポットを使った白湯よりも、やかんで作った白湯の方が不純物が無くなり、口当たりが良くなるのでオススメです。

味が気になる方はミネラルウォーターを沸かしてもいいようですが、加熱することでミネラルが壊れ、せっかくの健康作用が失われてしまうので、加熱するお水は水道水または浄水器を通した水道水で十分です。

できた白湯は少し冷ましてからゆっくりとすするように飲んでください。

いつ飲むのがいいか決まりはありませんが、朝一番に飲むと胃腸が刺激され、お通じがよくなりやすくなります。

食事中もコップ1杯をゆっくり飲むようにすると消化を助けてくれる効果があります。

多く飲みすぎると、消化液を薄めてしまい、消化を悪くしてしまうので注意してくださいね。

白湯の味は同じじゃない

体調は毎日同じではありません。

その日の体調によって白湯の味も変化します。

白湯の味を感じて、ご自身の身体と向き合ってみましょう。

苦く感じる時・・・胃酸過多・寝不足・ストレスによる亜鉛不足

甘く感じる時・・・身体のほてりやむくみがある

酸っぱく感じる時・・・身体の水分不足

しょっぱく感じる時・・・気のめぐりが悪く身体が冷えている

白湯が「美味しい!」と感じる時は身体が良い状態です。

ただのお湯と思わず、味を感じて身体の変化を知りましょう。