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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

勝又木材の歴史

2006.05.14 20:57

勝又木材は、明治時代に静岡県御殿場市で、勝又寅造と熊という夫婦が創業したと聞いています。当時、御殿場の地に『勝又商店』という名で材木商を営んでいたそうです。この夫婦には5人の男の子がおりました。そのうち、長男と次男を東京に出し、材木屋を開業させたのです。この商売が、大きく当たり、あまりにも儲かるので、他の兄弟をみんな東京へ呼び出し、東京各地で開業させたのです。当時一番大きく商売していたのが、池袋の駅そばにあった勝又木材です。この店は、東京の材木屋では知らない人がいないほど大きく、当時東京の材木屋の2大勢力のうちの1つだったそうです。しかし、今では存在もなくなってしまいました。吉祥寺の勝又木材は、5人兄弟の末っ子である勝又禎によって開業されました。その後、私の父(現社長)が後を継ぎ、いま私が三代目として働いています。現在でも、存続している勝又木材一族は、うちのほかには、池上(大田区?)と中野(青梅街道)があります。栄枯盛衰の歴史を経て、今の勝又木材があります。これから、吉祥寺の勝又木材は、どうなっていくのかわかりませんが、存続・繁栄の道を歩めるように努力していきたいと思っています。