木と関係ない話
最近、夜11時過ぎにテレビ朝日で、「オーラの泉」という番組をよく見るのですが、「オーラの泉」流に言うと、きっと、この人とは前世で何か関係があったのではないかと思ってしまう人を、先日見ました。この人と初めて会ったことを確信できるのは、4~5年前、まだ、勝又木材に東京都小平支店があり、私がそっちで仕事をしていた頃のことです。店を構えていると、自動販売機の営業が時々来るのですが、当社は社長の意向で、すべてお断りしてきました。ただ4~5年前、何が原因か覚えていないのですが、小平支店の塀部分が70~80㎝空いてしまうことになり、その部分に缶ジュースの自動販売機を置いてみることになったのです。私は、自動販売機を置くことにあまり関心がなく、販売機会社の選定は他の人にまかせていました。その人と会ったのは、自動販売機設置の契約の日でした。彼は、缶ジュースメーカーの営業マンだったのです。「何か、感じの悪い人だな。こんな人が営業していて、何でこのメーカーを設置することに決まってしまったのだろう?」と不思議に思いつつも、自分の関心のないことには、あまりこだわりのない私は、そのまま契約しました。おそらく、彼と会ったのは、このときが初めてなのですが、どこかで会ったことがある人のような気はしていました。彼が帰った後、事務員のおばさんも、「何か、感じの悪い人ですね。」と言っていて、その後、自動販売機が故障したりすると、必ず、そのおばさんが「何か、あの営業マンの人が感じ悪かったから、余計頭にきますね。」と言っていて、私もうなずいていたことが何度もありました。私が小平の周辺で車を運転していると、彼も車を運転していて、すれ違いざまに彼の存在を認識できることが数回ありました。また、2~3年前、吉祥寺東急の地下に行くと、エスカレーターを降りたところで彼が、ジュースの販売をしていたのです。「なんで吉祥寺にまで、彼は居るんだろう?」と思いました。見た感じの印象も悪いし、実際の営業スタイルも感じ悪かったはずなのですが、営業マンで、さらにデパートでの販売業務(特設のため、1週間程度だと思いますが)もするというのは不思議な感じでした。それ以来、彼のことは忘れていたのですが、先日夜、公文に通っている息子を迎えに行った帰り、息子が「やきとり食べていきたい」と言ったので、『伊勢屋』の立ち飲みに寄ってヤキトリを食べていたところ、隣の人との隙間は、空いていなかったのですが、ずうずうしく割り込むようにしてでっかい体をした人が入ってきたのです。しかも無愛想に。わたしは、その人の顔を見る前に、『あいつ』じゃないかな。と感じました。そして、数分後、支払をして帰るとき確認したら、やっぱり彼でした。そのとき、「彼とは、前世で何か関係があったのではないか」と感じたのです。そうは言っても、もしかしたらただ単に、誰から見ても彼は、目立つ存在だということだけなのかもしれません。また、予想しないようなところで、彼に会うことがあるような気がします。今度はどんな状況で会うのか、いやでもあり、少し楽しみでもあります。