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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

何かと忙しい一日でした。

2006.07.11 21:27

今日は、前日に入ったオーダーで、店舗の外廻りの格子を木で作りたいというお客様の木材を削るため去年で引退してもらった長老(私が生まれる前から勝又木材で働いてもらっていた人)に来ていただき、製材をお願いしました。午前中は、その段取りを手伝い、さらに上棟が1棟あったので市場まで桧の屋根タルキを引き取ってきたり、さらに杉のカウンタ板を購入していただいた一般の方が来て、皮剥きをご自分でやっていただきました。暑い中、また蚊のいる中、半日やって相当疲れた様子でしたが、自分の店のメインカウンタなので、「いい記念になる」と言っていました。そんなことをしているうちに12時をまわっていました。午後1時から木材市場で特売があり、急いで出かけたら何とか間に合い競りに参加しました。今日は、杉・桧がほとんどでしたが、かなり価値のある品を買えたので、まあまあ収穫ありました。ただ、価値のある品は、やはり値段も結構します。今日の収穫は、桧の安物買い(杉より安い仕入)の板が数十枚と、桧のカウンタ板で4m×55㎝くらいの節有板と、今日の特売のメイン(最後に競り売りした品)で今日売れていた木の中で最も高値がついた200年生の杉無節のカウンタテーブル板です。桧のカウンタ板は、桧で幅50センチを超える板は、私たち材木屋でもあまり見かけることがないので、高かったけどつい買ってしまいました。そして、200年生の杉板ですが、見るからに今日のメインのような表情をしており、こんな材が一枚くらいあってもいいかなと思い、競り落としてしまいました。ちなみに販売価格は50万円前後で考えています。その他にもいろいろ買いましたので、倉庫の整理がついたら持ってこようと思っています。興味のある方は見に来てください。