無垢一枚板、削ってみました。
2006.11.03 21:17
11日のセール用に、ブビンガ玉杢・ウォルナット・神代ケヤキ・吉祥寺産の樫・栗などを削ってみました。写真は、ウォルナットと神代ケヤキです。共に削る前と後ではまったく違い、見違えるほどきれいになったので、つい写真を撮ってしまいました。実物はもっとぜんぜんきれいですので、11日と18日のセールで是非見に来て下さい。木とあまり関係のない話ですが、「最近、ワーキングプアっていうのがはやっているらしいよ。」と嫁からききました。ワーキングプアとは、自営で朝から夜遅くまで休みもあまりとらずに働いているのに、年収が200万円にも満たない人たちのことを言うそうです。このことを聞いたとき、「自分の周りにも、これに近い人たちがいるし、自分も少し歯車が狂えばどうなるかわからない。」と考え、人事ではないと思いました。フリーターでも朝から夜遅くまで働けば年収250~300万くらいにはなるのに、自営業者が年収200万にもならないというのはおかしいような気もするのですが、私の場合、妙に納得がいったのです。同業者や木材市場の話を聞いていると、実際にはワーキングプアに陥っている社長さんもかなり居るのではないかと感じますが、ただ足りない分を、年金や家賃収入で補っているため商売は続けています。私など、年金をもらえる年でもなければ、期待できる家賃収入などもないので、日々どうやれば勝又木材を存続させていけるのか考え行動しているわけですが、現在、地元周辺の工務店に新規営業して顧客を増やし全体の売上げ・利益を減らさないようにする努力と、天然無垢板のカウンタ・テーブル材などを一般に販売し新しい売上げをつくっていく活動の二つを柱にがんばっています。